文献
J-GLOBAL ID:200902273714202225   整理番号:09A0258367

電離放射線の臨床的に適切な線量に応じたCDKN1Aの調節におけるOct-1の関与

Involvement of Oct-1 in the regulation of CDKN1A in response to clinically relevant doses of ionizing radiation
著者 (6件):
資料名:
巻: 1789  号:ページ: 225-231  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
CDKN1Aは,細胞周期チェックポイント調節で重要な役割を果たすサイクリン依存キナーゼ阻害剤である。CDKN1Aは,電離放射線(IR)への曝露に続き,TP53(p53)によって転写的に誘導される。照射後のCDKN1Aの誘導は,腫瘍細胞のIR感受性と密接に関連しているが,致死量を超える線量を使用しなければ,従来のレポーター遺伝子系はIRにほとんど反応しないことから根底にある機構は不明瞭なままである。本研究では,最近IRに高度に反応することを見出したアデノ随伴ウイルス仲介型レポーター系を用いて,IRの臨床的に適切な線量による照射に続くCDKN1A遺伝子のプロモーター分析を実施した。-1.1kb,-1.4kb及び-1.8kbの調節要素があることを示し,これらの要素の欠失は,0.2~2.0GyのIRに応じてCDKN1A遺伝子プロモーターの誘導を低下させた。EMSA及びChIPの分析により,Oct-1は,-1.1kb及び-1.8kbの要素に構成的に結合することを示した。Oct-1の機能的関与は,CDKN1A発現の基礎となる成分及び,IR誘導可能な成分の両方を抑制するOct-1遺伝子を標的とするRNA干渉によって確認した。得られた結果から,Oct-1は臨床的に適切な線量のIR曝露に続く,CDKN1A遺伝子プロモーターのTP53-仲介型調節に重要であることを明らかにした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞レベルに対する影響  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る