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J-GLOBAL ID：200902273905185614   整理番号：08A0359215

血小板における,Diaphanous関連フォルミン(mDia1とDaam1)によるRho GTPアーゼ調節アクチンアセンブリーの生化学的特性化

Biochemical Characterization of the Rho GTPase-regulated Actin Assembly by Diaphanous-related Formins, mDia1 and Daam1, in Platelets

著者 (14件)： HIGASHI Tomohito (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IKEDA Tomoyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHIRAKAWA Ryutaro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KONDO Hirokazu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAWATO Mitsunori (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HORIGUCHI Masahito (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OKUDA Tomohiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OKAWA Katsuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKAI Shuya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUKAI Shuya (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  NUREKI Osamu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  NUREKI Osamu (RIKEN Genomics Sci. Center, Yokohama, JPN) ,  KITA Toru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HORIUCHI Hisanori (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 13  ページ： 8746-8755  発行年： 2008年03月28日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血小板におけるRho GTPアーゼの分子機能を明らかにする目的で,ヒト血小板溶解物からGTP-RhoA結合蛋白質をアフィニティークロマトグラフィーにより分離した。結合蛋白質の質量分析により,mDia1とDaam1を同定することができた。そこで,mDia1やDaam1のFH1-FH2-DADドメインを固定化したビーズと血小板サイトゾルをインキュベートすることにより,アクチンアセンブリーを半定量的に解析した。その結果,いずれのフォルミンもアクチンアセンブリー活性を有するが,その効率はmDia1の方がDaam1よりも10倍高いことがわかった。また,mDia1とDaam1のアクチンアセンブリー活性は,DIDドメインとDADドメインの相互作用により自己阻害されること,この相互作用は活性型Rho GTPアーゼによって解除されることを見いだした。mDia1とDaam1は,Rhoによって直接的に調節されるアクチンアセンブリー因子であると結論した。

シソーラス用語： ヒト ,  血小板 ,  *Rhoタンパク質 ,  分子間相互作用 ,  タンパク質結合 ,  *タンパク質 ,  アクチン ,  重合 ,  反応速度 ,  阻害 ,  分子内相互作用 ,  アクチン重合 ,  自己阻害 ,  *mDia1蛋白質 ,  RhoA GTP結合タンパク質
準シソーラス用語： *Daam1 ,  *mDia1 ,  RhoA蛋白質

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  動物の生化学  (EJ01050P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 血小板 ,  フォルミン ,  mDia1 ,  GTPアーゼ ,  調節 ,  生化学的特性