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J-GLOBAL ID：200902274567795599   整理番号：09A1053233

3ロール型リングローリングのCAE解析手法の開発 - リングローリングのCAE解析 第2報 -

Development of CAE Analysis in Three-Roll-Type Ring Rolling - CAE Analysis of Ring Rolling II -

著者 (4件)： 中崎盛彦 (山陽特殊製鋼(株)) ,  中溝利尚 (山陽特殊製鋼(株)) ,  高須一郎 (山陽特殊製鋼(株)) ,  宇都宮裕 (大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 50  号： 584  ページ： 873-877 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3ロール型リングローリングにおける矩形断面リングの圧延に,ALE(Arbitrary Lagrangian Eulerian)法を用いたCAE解析を適用した。材料にS45Cを用いた実験と解析の結果,以下の知見を得た。1)矩形断面リングでのリングの断面形状,外径の拡径挙動と荷重について,ALE法を用いた解析と実験結果が良く一致することが分った。一方,Lagrange要素による解析ではややフィッシュテール形状が強く,実験の挙動とはやや異なることが分った。2)ロールバイト下の速度データから外径形状変形挙動を可視化した。計算した周方向に垂直な側面,外表面の先進形状は実機と良く一致することが分った。3)ALE法の適用により,矩形断面リングでは3日→30時間と,大幅な計算時間短縮効果を得た。以上の結果,ALE法による3ロール型リングローリング解析結果は実機と良く一致し,かつ計算時間も短縮されることが分った。

シソーラス用語： *輪体圧延 ,  CAE【計算機】 ,  S45C ,  CPU時間
準シソーラス用語： *リングローリング ,  ALE ,  計算時間

分類 (1件)： 圧延技術  (WC06030Z)

引用文献 (14件)：

• 日本塑性加工学会編. 回転加工. 1990, 106-127
• ALLWOOD, J. Steel Res. Int. 2005, 76, 111-120
• 葉山益次郎. 塑性と加工. 1981, 22, 240, 71-79
• 葉山益次郎. 塑性と加工. 1981, 22, 246, 717-724
• UTSUNOMIYA, H. J. Mater. Process. Technol. 2002, 125-126, 613-618

タイトルに関連する用語 (5件)： ロール ,  リングローリング ,  CAE解析 ,  手法 ,  開発