文献
J-GLOBAL ID:200902275416036080   整理番号:09A0393485

多様な水田水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発(I) - 作付時期・作付面積推定モデル -

Development of a Distributed Water Circulation Model Incorporating Various Paddy Water Uses PART 1: A Model for Estimating Cropping Pattern and Area
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 101-113 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L2597A  ISSN: 0915-1389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
モンスーンアジア地域での水利用は水田が主体であるが,そこで見られる多様な水利用を考慮した分布型モデルはいまだ得られていない.そこで,一連の論文では水田水利用を考慮した分布型水循環モデルを提案する.本稿では,その中で「水田の種類や降水に応じて変動する水田作付状況を推定する作付時期・作付面積推定モデル」を提案し,全体モデルをメコン河流域に適用した結果を示した.得られた成果は以下の通りである.i)全体モデルで推定された実蒸発散量は,現地観測から算定した蒸発散量の期別変化をよく再現した.ii)降水量や水田水利用形態の違いが作付けに及ぼす影響を考慮することで,各年の条件に応じた作付状況を推定できた.iii)修正ペンマン・モンティース式から算出される基準蒸発散量と推定された実蒸発散量を比較した結果,天水田面積率が高い地域の乾季に明瞭な差が生じることがわかった.iv)提案モデルは分割したセルごとに土地利用を面積率で与えているため,土地利用変化に伴う影響評価への対応も容易である.また,水田形態や水稲品種に応じて作付けパターンを設定することで,雨季作に見られる作付けの不安定さが表現できる等の特徴を有している.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業土木  ,  水文学一般 
引用文献 (29件):
もっと見る

前のページに戻る