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J-GLOBAL ID：200902277088128307   整理番号：08A1247151

磁気解析におけるシミュレーション手法とその応用 第一原理計算ソフトウェアWIEN2kによる磁気特性研究の手引き

A Beginner’s Guide to the WIEN2k Code

著者 (4件)： 土浦宏紀 (東北大 大学院工学研究科) ,  栂裕太 (東北大 大学院工学研究科) ,  守谷浩志 (日立 機械研) ,  佐久間昭正 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： まぐね  (Magnetics Japan)
巻： 3  号： 12  ページ： 586-593  発行年： 2008年12月01日 
JST資料番号： L5842A  ISSN： 1880-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： WIEN2kは,第一原理からの計算を行ためのパッケージとして最もよく知られ信頼性の高い計算コードパッケージの一つである。ここではWIEN2kコードの使い方を紹介するとともにその実際面として特に磁気応用について概観し,次の3つの課題に焦点を絞った。その1つめは,より大きな単位胞をどのようにして構成するかという問題である。2つめは局所密度近似(LDA)において,局在電子間の相互作用を人為的な相互作用Uで置き換えたLDA+Uの計算を実行する方法であり,また3つめは結晶場のパラメータをどのように見積もるかという問題である。Heusler合金Co₂MnSiおよび希土類磁石GdCo₅について,WIEN2kにより計算した結果について述べた。

シソーラス用語： 第一原理 ,  数値計算 ,  磁性体 ,  要素分割 ,  近似法 ,  結晶場 ,  合金 ,  永久磁石 ,  *電磁場解析 ,  *計算機シミュレーション ,  プログラムパッケージ ,  ホイスラー合金 ,  *磁性材料 ,  磁気的性質
準シソーラス用語： 局所密度近似 ,  *磁気解析 ,  希土類磁石

分類 (3件)： 磁性材料  (NA04040H) ,  電磁気学一般  (BD01020N) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (9件)：

• BLAHA, P. WIEN2k, an Augmented Plane Wave+Local Orbitals Program for Calculating Crystal Properties. 2001
• 表面科学. 2007, 28, 3
• 山内淳. 日本物理学会誌. 2006, 61, 614
• 和光システム研究所. 固体の中の電子. 2006
• KANDPAL, H. C. Phys. Rev. B. 2006, 73, 094422

タイトルに関連する用語 (11件)： 磁気 ,  解析 ,  シミュレーション ,  手法 ,  応用 ,  第一原理計算 ,  ソフトウェア ,  WIEN2k ,  磁気特性 ,  研究 ,  手引き