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J-GLOBAL ID:200902277523009153   整理番号:08A0188700

韻律認識の測定によるインタプリタのスキルの評価

Evaluating Interpreter’s Skill by Measurement of Prosody Recognition
著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 117-126 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L4429A  ISSN: 1346-0714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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手話言語は一つの視覚言語であり,その中では多数のこう合器が手,トルソ,頭,顔になっている。日本語手話言語(JSL)および話し言葉日本語の同時インタプリタにとっては,手の動きだけでなく,頭,眼,姿勢,顔の表情のような韻律も認識することがきわめて重要である。そのことは,韻律がJSLの中での格および修正関係表現のために文法ルールを持つためである。本研究の目標は,MPR(韻律認識の測定)と呼ばれる試験を導入し,それがインタプリタのその他の一般的スキルのインジケータに成り得ることを示すことにある。これを目的として,ここでは2つの実験を行い,第1の実験では,MPR上でのインタプリタの経験とパフォーマンススコアの間の関係について調べ(実験1)および第2の実験では,MPRにより推定可能な特有のスキルについて調べた(実験2)。実験1でのデータはインタプリタとして1年以上の経験を持つ4人のインタプリタと1年以下の経験しかないさらに4人のインタプリタからのデータである。より経験の深いグループでのMPRの平均精度は,より経験の少ないグループにおけるそれよりも高くなった。実験2におけるデータは3人の高度MPRインタプリタと3人の低度MPRインタプリタからのものである。2つの聴取被験者と3人のろう被験者は,ピザ注文タスクに対し,音声解釈または手話解釈スキル,解釈の信頼度,迅速性,完了の主観的感覚の観点から自分たちのスキルを評価した。これら2つの実験により,インタプリタが手話言語から話し言葉日本語に解釈するのに十分な経験を持っているかどうか,そして彼らが,ろう患者および聴取顧客を不安にさせること無しに迅速に解釈を行うことができるかどうかを評価するのにMPRが有用である可能性を指摘した。最後に,結論と将来研究に向けての示唆を示し,本論文の結言とした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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人間機械系  ,  情報加工一般  ,  自然語処理 
引用文献 (21件):
  • [Akita 03] Akita, M., Fukumura, N., and Uno, Y.: A Detection Method of Sign Word Sequences based on the Angular Jerk of Human Arm Movements (in Japanese), Technicalreport of IEICE, pp. 7-11 (2003)
  • [Braem 99] Braem, P. B.: Rhythmic Temporal Patterns in the Signing of Deaf Early and Late Learners of Swiss German Sign Language, Language and Speech, Vol. 42, No. 2 (1999)
  • [Hirayama 01] Hirayama, N., Horiuchi, Y., and Ichikawa, A.: Timing structure of JSL, Trans. Human Interface Society, Vol. 3, No. 3, pp. 9-14. (2001)
  • [Ichikawa 04] Ichikawa, A.: Dialogue Language and Person with Disabilities, IEICE - Transactions on Information and Systems archive, No. 6, pp. 1312-1319. (2004)
  • [JSL 98] Theory and Practices for Sign Language Interpreters(in Japanese), Japanese Federation of the Deaf(1998), Committee of instructors for JSL interpreters
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タイトルに関連する用語 (4件):
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