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J-GLOBAL ID:200902277850249826   整理番号:09A1251696

上部腸管シミュレートモデル中での乳蛋白質で安定化したエマルションの胆汁酸塩との相互作用

Interactions of milk protein-stabilized oil-in-water emulsions with bile salts in a simulated upper intestinal model
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号: 2-3  ページ: 142-151  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乳蛋白質安定化エマルション(蛋白質1%)が胆汁酸塩添加で受ける挙動を,腸管条件シミュレーションモデル(37°C,pH7.5,リン酸2カリ39mM,NaCl150mM,塩化カルシウム30mM,95rpmで2hの撹拌)で調べた。カチオン性又はアニオン性界面を作るために,ラクトフェリン又はβ-ラクトグロブリン(BLG)で安定化した大豆油20%wtのO/WエマルションをpH6.8で調製した。胆汁酸塩を濃度を生理条件として(0~25mg/mL),両エマルションに加え,油滴径,ζ電位,共焦点微細構造を,保温時間の関数として調べた。胆汁酸塩を含む疑似腸内緩衝液の前加熱処理では,残存酵素活性の全てを排除した。BLG安定化油滴では,胆汁酸塩存在でのζ電位は-63.1mVから-37.2mVと顕著に変化し,この原因は連続相のSDS-PAGE分析で,BLGが胆汁酸塩で競合的に置換されたためであった。他方,ラクトフェリン安定化エマルションの油滴は,pH7.5で腸内電解質の存在によって顕著に凝集した。ラクトフェリンエマルションのζ電位値は,胆汁酸の存在で徐々に減少して+53.5から-12.2mVになった。この原因はある種の静電効果に関して(pHの等電点への移動,アニオン性の胆汁酸塩がカチオン性のラクトフェリン界面層への結合),β-ラクトグロブリン安定化油滴と異なった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品蛋白質  ,  食用油脂,マーガリン  ,  食品の品質 

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