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J-GLOBAL ID：200902278009342826   整理番号：08A0278117

ヒトABC輸送体アイソ型B6 (ABCB6)は主としてゴルジ体に局在する

Human ABC transporter isoform B6 (ABCB6) localizes primarily in the Golgi apparatus

著者 (4件)： TSUCHIDA Masashi (Graduate School of Life Sci., Univ. of Hyogo, Harima Sci. Park City, Hyogo 678-1297, JPN) ,  EMI Yoshikazu (Graduate School of Life Sci., Univ. of Hyogo, Harima Sci. Park City, Hyogo 678-1297, JPN) ,  KIDA Yuichiro (Graduate School of Life Sci., Univ. of Hyogo, Harima Sci. Park City, Hyogo 678-1297, JPN) ,  SAKAGUCHI Masao (Graduate School of Life Sci., Univ. of Hyogo, Harima Sci. Park City, Hyogo 678-1297, JPN)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 369  号： 2  ページ： 369-375  発行年： 2008年05月02日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトATP結合カセット輸送体アイソ型B6 (ABCB6)は,ミトコンドリアの内膜と外膜の両方に存在する。サブミトコンドリア局在性のこれら不一致の観察は,ABCB6により促進される輸送の方向の観点で対立した解釈を生じる。ここでは,ABCB6は,小胞体(ER)への共翻訳標的化の主な決定基として機能するが,ミトコンドリア標的化配列の既知性質は持たない,220残基のN末端疎水性領域を有することを示した。ABCB6のこの疎水性伸長の役割をグリコシル化部位マッピング実験により明らかにし,最初の疎水性セグメントがI型シグナルアンカー配列として作用し,これがER膜を介しN末端転移を仲介することを示した。レーザー走査顕微鏡観察はABCB6がミトコンドリア染色と共在しないことを明らかにした。むしろ,これはER由来とブレフェルディンA感受性細胞核周辺コンパートメント,主としてゴルジ体に局在した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ABC輸送体 ,  *形態 ,  ヒト ,  *Golgi体 ,  *細胞内分布 ,  ミトコンドリア ,  小胞体 ,  ターゲティング ,  疎水性 ,  レーザスキャナ
準シソーラス用語： *アイソフォーム ,  走査顕微鏡 ,  ブレフェルディンA ,  膜トポロジー

分類 (1件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒト ,  ABC輸送体 ,  ゴルジ体