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J-GLOBAL ID：200902278401255281   整理番号：08A0196068

緑茶のポリフェノールであるエピガロカテキン-3-ガレートの67kDaのラミニン受容体を介したシグナル経路

Green Tea Polyphenol Epigallocatechin-3-gallate Signaling Pathway through 67-kDa Laminin Receptor

著者 (4件)： UMEDA Daisuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YANO Satomi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMADA Koji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TACHIBANA Hirofumi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 6  ページ： 3050-3058  発行年： 2008年02月08日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子スクリーニングにより,(-)エピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)の,67kDaのラミニン受容体(67LR)を介した抗腫よう作用に関与する因子が,翻訳伸長因子1A(eEF1A)であることを見出した。EGCGにより,ミオシンホスファターゼの標的サブユニット(MYPT)1のThr696でのリン酸化が減少し,ミオシンホスファターゼが活性化されたが,これには67LRとeEF1Aが関与していた。マウスメラノーマ由来のB16細胞において,67LR,eEF1A,MYPT1を抑制すると,EGCGによる腫瘍細胞の増殖阻害効果が低下した。さらに,67LRがeEF1AおよびMYPT1の上流でEGCGシグナルを制御していることも示した。

シソーラス用語： *緑茶 ,  多価フェノール ,  タンニン ,  細胞情報伝達 ,  *細胞接着受容体 ,  *抗腫瘍作用 ,  ペプチド鎖延長因子 ,  サブユニット ,  酵素活性化 ,  培養細胞 ,  マウス ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール ,  セリン/トレオニン特異的タンパク質ホスファターゼ
準シソーラス用語： リン蛋白質ホスファターゼ ,  B16細胞 ,  eEF1A ,  ミオシンホスファターゼ ,  *ラミニン受容体

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： エピガロカテキン3-ガラート

タイトルに関連する用語 (5件)： 緑茶 ,  ポリフェノール ,  エピガロカテキン-3-ガレート ,  ラミニン受容体 ,  シグナル経路