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J-GLOBAL ID：200902279048915813   整理番号：08A0531634

等電点可溶化/沈殿法を用いて単離したオキアミ類蛋白質濃縮物の栄養価,蛋白質品質および安全性の分析

Determination of the nutritional value, protein quality and safety of krill protein concentrate isolated using an isoelectric solubilization/precipitation technique

著者 (3件)： GIGLIOTTI J.c. (Animal and Nutritional Sciences, P.O. Box 6108, West Virginia Univ., Morgantown, WV, USA) ,  JACZYNSKI J. (Animal and Nutritional Sciences, P.O. Box 6108, West Virginia Univ., Morgantown, WV, USA) ,  TOU J.c. (Animal and Nutritional Sciences, P.O. Box 6108, West Virginia Univ., Morgantown, WV, USA)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 111  号： 1  ページ： 209-214  発行年： 2008年11月01日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 豊富に存在するのにもかかわらず,オキアミ類は適切な蛋白質回収法が無い事からヒトの消費用に利用されてはいない。そこでオキアミ類蛋白質濃縮物(KPC)を分離し,KPCの栄養価,健康利益およびヒトの摂取安全性を調べた。等電点可溶化/沈殿法により回収した蛋白質の一般分析の結果,KPCは約78%の蛋白質および8%の脂肪(乾物重量)で構成されている事が分かった。蛋白質のin vivoアッセイの結果,アミノ酸スコアおよび蛋白効率で補正した蛋白質消化性はカゼインと等しい事が分かった。腎機能の臨床測定値の違いの無さによって示されたKPCの安全性はカゼインに匹敵していた。KPCの脂肪酸分析から,ほぼ27%がω-3多価不飽和脂肪酸(ω-3PUFAs)である事が分かった。この研究に基づき,KPCはω-3PUFAsの豊富な資源である事を特徴とするヒトの摂取のための有望な蛋白質減である,と考察した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オキアミ類 ,  *水産食品 ,  等電点分画 ,  可溶化 ,  沈殿 ,  魚類タンパク質 ,  タンパク質濃縮物 ,  ω-3脂肪酸 ,  ポリエン ,  不飽和脂肪酸 ,  安全性 ,  栄養価 ,  分離 ,  消化性 ,  カゼイン ,  腎機能検査
準シソーラス用語： Euphausiacea ,  Euphausiacea superba ,  多価不飽和脂肪酸

分類 (1件)： 食品蛋白質  (FJ09020N)

タイトルに関連する用語 (10件)： 等電点 ,  可溶化 ,  沈殿法 ,  単離 ,  オキアミ類 ,  蛋白質濃縮物 ,  栄養価 ,  蛋白質 ,  安全性 ,  分析