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J-GLOBAL ID：200902281858825734   整理番号：09A1121583

学習者の行動分析に基づいたビジネスゲーム実践の評価

著者 (5件)： 越山修 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング) ,  越山修 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  吉川厚 (教育測定研究所) ,  吉川厚 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  寺野隆雄 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 26  号： 3  ページ： 252-263  発行年： 2009年09月30日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビジネススクールや企業研修では,実践的な知識の習得,意識改革と行動変容等を目的に体験学習を教育方法として使っている。そこで,本稿では,研修考課者の体感とずれが無く,客観的に測定可能な,ビジネスゲーム学習者の行動分析の評価方法を提案した。具体的には,まず,3つのビジネスゲーム評価実験,1)一人で実施するゲームの成績と学習効果が異なる状況が存在することを確認する,2)複数人で実施するゲームにおいて同様の状況が存在することを確認する,3)複数人で実施するゲームの研修効果を外部評価者によるインタビュー等で確認する,を行った。さらに,ゲーム中の学習者同士の会話やゲーム画面を記録し,ゲーム成績以外の評価を可能とする方法を探るために,プロトコル分析(ゲーム中の学習行動の観察)とパフォーマンスシート分析(学習効果の測定)を実施して,その結果を考察した。

シソーラス用語： *ビジネスゲーム ,  *CAI【計算機】 ,  CAL【学習】 ,  行動科学 ,  実験計画法 ,  認知科学 ,  教育効果 ,  学校教育 ,  大学院 ,  *教材
準シソーラス用語： ビジネススクール ,  プロトコル分析 ,  *学習効果 ,  学習者 ,  教育実践 ,  行動分析 ,  社内研修 ,  体験学習 ,  評価実験

分類 (2件)： 技術教育  (KA01050U) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (18件)：

• (1)Kirkpatrick, D. L.: “Teaching For Evaluating Training Programs”, Journal of American Society of Training Directors, Vol. 13, pp. 3-9 (1959)
• (2)吉川厚:“獲得した知識を活用するトレーニング”,システム/情報/制御,Vol. 51, No. 2, pp. 102-108 (2007)
• (3)Koshiyama, O., Suzuki, H. and Terano, T.: “Proposing a Framework for Business Game Development”, Proceedings of ISAGA37, pp. 104-106 (2006)
• (4)Dill, W. R., et al.: “A Brief Report on the Conference on Business Games as Teaching Devices”, Proceedings of the Conference on Business Games as Teaching Devices, pp.7-14 (1961)
• (5)白井宏明:“ビジネスモデル創造手法”,日科技連出版社(2001)

タイトルに関連する用語 (5件)： 学習 ,  行動分析 ,  ビジネス ,  ゲーム ,  評価