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J-GLOBAL ID：200902281880654625   整理番号：09A0181885

スフィンゴ脂質のトランスポーターSpns2はゼブラフィッシュの心筋前駆細胞の移動において機能する

The Sphingolipid Transporter Spns2 Functions in Migration of Zebrafish Myocardial Precursors

著者 (7件)： KAWAHARA Atsuo (National Cardiovascular Center Res. Inst., Osaka, JPN) ,  KAWAHARA Atsuo (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN) ,  NISHI Tsuyoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HISANO Yu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUI Hajime (National Cardiovascular Center Res. Inst., Osaka, JPN) ,  YAMAGUCHI Akihito (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MOCHIZUKI Naoki (National Cardiovascular Center Res. Inst., Osaka, JPN)
資料名： Science  (Science)
巻： 323  号： 5913  ページ： 524-527  発行年： 2009年01月23日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゼブラフィッシュの体節形成後期において,両側の前部側板中胚葉から発生した心筋前駆細胞が正中線側に移動を開始し,心管を形成する。我々はゼブラフィッシュの変異体ko157がスフィンゴシン1リン酸(S1P)受容体2の変異体と類似した二叉心臓(心臓が2個形成される)を呈することを発見した。ko157で観察される心筋前駆細胞移動の阻害は膜タンパクSpns2の変異によるものであり,スフィンゴシン1リン酸(S1P)を注入することで回復した。Spns2は胚体外で発現され,S1Pの細胞外移送に必要であり,spns2mRNAを胚に注入することによりko167の心臓異常は回復した。Spns2はS1P分泌におけるS1Pトランスポーターとして働き,心筋前駆細胞の移動に影響することがわかった。

シソーラス用語： スフィンゴ脂質 ,  *タンパク質 ,  ゼブラフィッシュ ,  *心筋 ,  細胞 ,  *細胞移動 ,  突然変異体 ,  膜タンパク質 ,  表現型 ,  共焦点顕微鏡
準シソーラス用語： *Spns2 ,  スフィンゴシンリン酸受容体 ,  トランスポータ ,  心管 ,  前駆細胞

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (5件)： スフィンゴ脂質 ,  トランスポーター ,  Spns2 ,  ゼブラフィッシュ ,  心筋前駆細胞