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J-GLOBAL ID:200902281966527839   整理番号:09A0715154

量子スピン系NH4CuCl3の3重項局在の63/65Cuおよび35/37Cl-NMR研究

63/65Cu- and 35/37Cl-NMR studies of triplet localization in the quantum spin system NH4CuCl3
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巻: 79  号: 17  ページ: 174418.1-174418.7  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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S=1/2の2量体化合物NH4CuCl3の3重項局在を63/65Cuおよび35/37Cl-NMR測定により調べた。この系は飽和磁化の1/4と3/4に磁場プラトーを見せる。63/65Cu-NMR実験では,1重項Cuサイトからのみの信号が観測された。1重項Cuサイトにおける63/65Cu-NMRスペクトルシフトの温度依存性は6K以下で巨視的磁化の温度依存性からずれた。このずれはこの系の3重項局在を示すものとして解釈した。1/4プラトー相における63/65Cl-NMR実験からは,Clシフトに2種類の温度依存性が観測された。その1つは温度依存性が巨視的磁化の温度依存性から6K以下でずれた。もう1つは全温度範囲で巨視的磁化の温度依存性になった。これら依存性は,各々,1重項サイトと3重項サイトに局在したClサイトの移動超微細磁場を反映していると解釈した。この結果は3重項が低温で局在することも示している。1/4と3/4の磁化プラトーの間の高磁場で行った63/65Cu-NMR実験から,単位胞の2種類の異なる方位の2量体は3重項が等しく占有し,その因子によって,局在3重項の周期構造に関する理論模型が制限を受けることが分った。
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