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J-GLOBAL ID:200902282530824702   整理番号:08A0278232

平滑筋収縮におけるミオシン軽鎖キナーゼの非キナーゼ活性の役割 江橋節郎博士にささげるレビュー

Role of non-kinase activity of myosin light-chain kinase in regulating smooth muscle contraction, a review dedicated to Dr. Setsuro Ebashi
著者 (12件):
資料名:
巻: 369  号:ページ: 135-143  発行年: 2008年04月25日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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平滑筋のミオシン軽鎖キナーゼ(MLCK)は,N末端におけるアクチン結合ドメイン,中央部における触媒ドメインおよびC末端におけるミオシン結合ドメインから成る。このキナーゼ活性は,20kDaのミオシン軽鎖(MLC20)をりん酸化し平滑筋ミオシンを活性化してアクチンと相互作用する触媒ドメインにより媒介される。キナーゼ活性の調節的役割は十分確立されているが,アクチン結合およびミオシン結合ドメインに由来する非キナーゼ活性の役割は分かっていない。骨格筋および心筋におけるトロポニンを通じたカルシウム調節を確立した後MLCKの非キナーゼ活性の解明に献身した江橋節郎博士に,本レビューをささげる。MLC20りん酸化と全く無関係なメカニズムであるMLCKの非キナーゼ活性により,平滑筋のアクチン-ミオシン相互作用が活性化されることを江橋博士は提案した。非キナーゼ活性の役割に対する博士の提案を,著者は拡張したい。本レビューでは,組換蛋白質としてMLCKおよびそのフラグメントを発現し,アクチン-ミオシンin vitro相互作用におよぼすその影響を調べた。また,培養平滑筋細胞においてMLCKをダウンレギュレーションさせ,平滑筋が収縮するためにMLC20のりん酸化が必須ではないことを提案した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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筋肉  ,  酵素一般 

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