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J-GLOBAL ID：200902284318038490   整理番号：09A0617658

食育推進における地域の課題とその効果に関する研究

The Role of Regional Communities in the Promotion of Shokuiku and Research on the Effects

著者 (2件)： 上岡美保 (東京農大) ,  田中裕人 (東京農大)
資料名： 農村生活研究  (Journal of the Rural Life Society of Japan)
巻： 52  号： 1  ページ： 2-11  発行年： 2008年12月01日 
JST資料番号： L3409A  ISSN： 0549-5202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食育推進に対する地域の各種団体の役割と,主体間連携の重要性および意義について検討を行った。福島県会津坂下町を対象とした。1)子どもにより良い食育を実践するための実践項目の重要度に関して評価を行った。その結果,家庭における役割についての項目の重要度はいずれも高かった。2)どのような主体における食育が重要であるかという特徴を明らかにした。因子分析の結果,次の因子が抽出された。「地域での体験学習を通した食育推進の重要性」「家庭における基本的な食育の重要性」「小学校での学校給食による食育推進の重要性」「行政による情報提供やPRの重要性」「家庭を中心とした各主体との連携・交流及び実践・体験の重要性」「家庭での内食の重要性」であった。3)MIMICモデルを通して,食育に期待させる潜在的効果がどのような実践項目により説明されているかその因果関係を明らかにした。

シソーラス用語： *教育 ,  食事 ,  食習慣 ,  行政 ,  小学校 ,  家庭 ,  地域 ,  福島県 ,  ヒト ,  子供 ,  アンケート ,  意識調査 ,  因子分析 ,  統計的方法
準シソーラス用語： 共分散構造分析 ,  *食育

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (14件)：

• 朝野熙彦. 入門共分散構造分析の実際. 2005
• 上岡美保. わが国の食生活の現状と食育の意義に関する研究-福島県河沼郡会津坂下町を事例として-. 農林業問題研究. 2006, 42, 3, 263-273
• 片岡美喜. 地場産農産物を活用した学校給食の取組と効果に関する一考察-高知県南国市を事例として. 農林業問題研究. 2005, 41, 2, 259-271
• 川口恵子. 食生活教育領域における「食育」研究の動向. 日本食生活学会誌. 2004, 15, 98-101
• 木村秀喜. 幼稚園児の食生活習慣調査-食育推進のための基礎調査結果-. 下関短期大学紀要. 2007, 25, 79-86

タイトルに関連する用語 (4件)： 食育 ,  推進 ,  地域 ,  研究