文献

J-GLOBAL ID：200902285267668546   整理番号：08A0084966

最外表面での磁気的構造の新しい分析法としてのスピン分極イオン散乱分光法

Spin-polarized ion scattering spectroscopy as a novel analytical method of magnetic structure at outermost surfaces

著者 (3件)： SUZUKI T. (National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  SUZUKI T. (PRESTO, Japan Sci. and Technol. Agency, 5-Sanbancho, Chiyodaku, Tokyo 102-0075, JPN) ,  YAMAUCHI Y. (National Inst. for Materials Sci., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 602  号： 2  ページ： 579-583  発行年： 2008年01月15日 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン分極イオン散乱分光法(SP-ISS)を開発した。SP-ISSではスピン分極4He⁺イオンを試料表面に入射し,中性化の中で生き残るイオンの運動エネルギーを分析する。散乱されたイオン収量が酸素雰囲気に曝されたFe(100)表面に入射するHe⁺イオンのスピンに依存することを観測した。さらに,散乱されたイオン収量のスピン依存性が目標原子のスピン状態を反映することを明らかにした。したがって,SP-ISSは最外表面のスピン状態を元素選択的に分析できるであろう。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スピン分極 ,  *イオン散乱分光法 ,  *磁気構造 ,  運動エネルギー ,  依存性 ,  *表面分析
準シソーラス用語： スピン依存性

分類 (1件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最外表面 ,  磁気 ,  分析法 ,  スピン分極 ,  イオン散乱分光法