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J-GLOBAL ID:200902286632460441   整理番号:09A1124945

セグメント細菌による腸Th17細胞の誘導

Induction of Intestinal Th17 Cells by Segmented Filamentous Bacteria
著者 (19件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 485-498  発行年: 2009年10月30日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類の消化管には,宿主との相利共生関係において存在する数百種の片利共生微生物が生息している。片利共生微生物叢が宿主免疫系に影響を与える仕組みについてはほとんど分かっていない。著者らは本稿で,マウスの小腸における単一片利共生微生物(セグメント細菌(SFB))のコロニー形成が,固有層でIL-17およびIL-22を生成するCD4+Tヘルパー細胞(Th17細胞)の出現を十分に誘導することを示している。SFBはTh17細胞を持つマウスの回腸末端における上皮細胞表面に密着するが,Th17細胞が少ないマウスでは欠如している。SFBのコロニー形成は炎症防御と抗菌防御に関連する遺伝子の発現増加と相関しており,腸内病原菌Citrobacter rodentiumに対する耐性強化を生じた。したがって,この片利共生制御経路を操作することで,粘膜免疫を高めて自己免疫疾患を治療する新たな機会が得られる可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  腸  ,  生体防御と免疫系一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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