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J-GLOBAL ID：200902286841605970   整理番号：09A0255503

mDia2は,インポーチン-α/βとCRM1が介在する核輸送メカニズムを介して,核と細胞質を往復する

mDia2 Shuttles between the Nucleus and the Cytoplasm through the Importin-α/β- and CRM1-mediated Nuclear Transport Mechanism

著者 (8件)： MIKI Takashi (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN) ,  OKAWA Katsuya (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN) ,  SEKIMOTO Toshihiro (Osaka Univ.) ,  YONEDA Yoshihiro (Osaka Univ.) ,  YONEDA Yoshihiro (JST-CREST, Osaka, JPN) ,  WATANABE Sadanori (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN) ,  ISHIZAKI Toshimasa (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN) ,  NARUMIYA Shuh (Kyoto Univ. Fac. Medicine, Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 9  ページ： 5753-5762  発行年： 2009年02月27日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rho GTPアーゼのエフェクターであるmDiaについて,そのアイソフォームの細胞内分布を調べた。mDiaアイソフォームとGFPの融合蛋白質をHeLa細胞で発現させた実験から,レプトマイシンB処理によりmDia2が核内に蓄積することがわかった。そこで,核内移行に関わるmDia2の領域を変異解析により調べた。その結果,核局在化シグナルがN末端領域に存在し,インポーチン-α/β複合体により認識・輸送されることを見いだした。CRM1が認識する核外輸送シグナルも同定することができた。mDia2は,インポーチン-α/βとCRM1が関与する輸送メカニズムによって,核と細胞質を往復していると結論した。

シソーラス用語： HeLa細胞 ,  *タンパク質 ,  細胞内分布 ,  細胞内輸送 ,  シグナルペプチド ,  アミノ酸配列 ,  核構成タンパク質 ,  膜タンパク質
準シソーラス用語： CRM1 ,  *mDia2 ,  NES ,  NLS ,  インポーチンα ,  インポーティンβ ,  核外輸送 ,  核内移行 ,  蛋白質輸送

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： mDia2 ,  インポーチン-α ,  CRM1 ,  核輸送 ,  メカニズム ,  核 ,  細胞質