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J-GLOBAL ID：200902287313759554   整理番号：09A1061365

生細胞におけるヒストンH4過剰アセチル化のリアルタイム画像処理

Real-time imaging of histone H4 hyperacetylation in living cells

著者 (9件)： SASAKI Kazuki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  ITO Tamaki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  ITO Tamaki (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  NISHINO Norikazu (Kyushu Inst. Technol., Kitakyushu, JPN) ,  KHOCHBIN Saadi (Inst. National de la Sante et de la Rech. Medicale, Grenoble, FRA) ,  KHOCHBIN Saadi (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  YOSHIDA Minoru (RIKEN, Saitama, JPN) ,  YOSHIDA Minoru (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  YOSHIDA Minoru (JST-CREST, Saitama, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 38  ページ： 16257-16262  発行年： 2009年09月22日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中心となるヒストンの共有結合修飾はクロマチン構造と機能の調節に重要な役割を演じる。アセチル化は2つのファミリー,ヒストンアセチルトランスフェラーゼとヒストンデアセチラーゼによる。今回,生細胞におけるヒストンアセチル化を視覚化するため,遺伝的にコードした蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)に基づく測定装置Histacの開発を報告した。FRETのため,アセチル化結合ドメイン,可動性リンカー,基質ヒストンH4とGFPの2つの異なる色の変異体からなるタンデム融合蛋白質を用いた。アセチル化測定装置を用い,構造的に異なるヒストンデアセチラーゼ阻害剤に反応するアセチル化と同様,有糸分裂中のヒストンH4アセチル化レベルの動的変動を測定し得た。本方法は,蛋白質アセチル化の時空的解析の手段を提供し,ヒストンH4が生細胞,組織とトランスジェニック動物でアセチル化されるときの理解を手助けすると結論した。

シソーラス用語： 細胞 ,  *ヒストン ,  *アセチル化 ,  *画像処理 ,  可視化 ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  突然変異体 ,  融合タンパク質 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  有糸分裂 ,  ウェスタンブロット法 ,  トランスフェクション ,  ゲル電気泳動
準シソーラス用語： ヒストンH4 ,  リンカーヒストン ,  生細胞

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生細胞 ,  ヒストンH4 ,  アセチル化 ,  リアルタイム画像処理