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J-GLOBAL ID：200902290023243610   整理番号：08A0818145

調理行動に伴い蓄積する油汚れの実態調査-キッチンプランや調理時の行動が油汚れの蓄積状況に与える影響-

A Field Study of Accumulated Cooking Oil Stains in Rooms-Influence of the Plan of Kitchen and Actions Related to Cooking in Oil Stains-

著者 (2件)： 萬羽郁子 (奈良女大 大学院人間文化研究科) ,  五十嵐由利子 (新潟大 教育)
資料名： 日本家政学会誌  (Journal of Home Economics of Japan)
巻： 59  号： 8  ページ： 595-606  発行年： 2008年08月15日 
JST資料番号： F0763A  ISSN： 0913-5227  CODEN： NKGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 厨房からの油汚れの実態調査を行い,ヒアリング調査や換気量測定の結果とともに検討した。新潟市内の12戸の集合住宅及び独立住宅で,ガスレンジ或いはIHヒーターが用いられている家を対象とした。LDK内に白色テフロン板を設置し,6ケ月間の汚れを色差で測定した。キッチンとLDのつながり方がオープンなほど,LDに油汚れが蓄積した。垂れ壁や梁があると油煙は拡散しにくかった。ガスレンジではレンジ上部に,IHヒーターでは部屋の隅や壁面に油汚れが付いた。油料理が多いと油汚れが増すが,喚起ファンを十分回すことで低減できる。喚起口の清掃不良による喚起不足も見られた。

シソーラス用語： 調理 ,  *油汚染 ,  *実態調査 ,  *厨房 ,  *居間 ,  オープンプラン ,  新潟県 ,  集合住宅 ,  独立住宅 ,  面接調査 ,  換気量 ,  白 ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  色差 ,  梁 ,  壁面 ,  加熱器 ,  調理器具 ,  料理 ,  換気装置 ,  換気口 ,  IH調理器 ,  建築設備 ,  設備 ,  厨房設備 ,  器具
準シソーラス用語： テフロン ,  IHクッキングヒータ

分類 (2件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (13件)：

• 北浦かほる. 住まいにおける汚れ程度と掃除の関係. 日本建築学会近畿支部研究報告集. 1995, 297-300
• 佐藤孝逸. 住まいの汚れの程度とその影響する要因-住まいの汚れおよび手入れの実態調査-. 家政誌. 1993, 44, 861-869
• 松井静子. 厨房における臭気発生源と臭気評価. 日本建築学会計画系論文集. 1994, 460, 31-38
• 中島一. 台所の汚れに対する意識調査. 日本建築学会東海支部研究報告. 1981, 233-236
• 古賀修. 電磁調理器使用時の臭気環境および汚れ環境に関する研究 その3 キッチン内の汚れに関する調査. 日本建築学会大会学術講演梗概集D2. 2004, 1215-1216

タイトルに関連する用語 (9件)： 調理 ,  行動 ,  蓄積 ,  油 ,  汚れ ,  実態調査 ,  キッチン ,  プラン ,  状況