文献
J-GLOBAL ID:200902290292311451   整理番号:09A0581260

ケルセチンはCaco-2細胞においてzonnula occludens-2,オクルディンおよびクラウジン-1の会合とクラウジン-4の発現により小腸のバリア機能を高める

Quercetin Enhances Intestinal Barrier Function through the Assembly of Zonnula Occludens-2, Occludin, and Claudin-1 and the Expression of Claudin-4 in Caco-2 Cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 965-974  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近ヒト腸Caco-2単層細胞にケルセチン(Q)を48時間暴露するとバリア機能が高まることが報告されたがメカニズムはわからないので調べた。Caco-2単層細胞にQ,ミリセチンを添加培養すると経上皮電気抵抗(TER)がすぐ増加した(ピークは6時間後)。ルシファーイエローフラックスは両フラボノイドの添加量依存的に低下したが,Qの方が効果は大きかった。タイトジャンクション(TJ)蛋白質のイムノブロット分析からQ添加でzonula occludens-2(ZO2),オクルディン,クラウジン-1がアクチン細胞骨格画分に分布し,この分布とTER増加が相関していた。クラウジン-4レベルはQ添加12時間後に細胞骨格画分と全細胞の両方で増加した。共焦点顕微鏡観察によりクラウジン-1と-4はQ添加でTJに会合することが分かった。Qは蛋白質キナーゼCδりん酸化を阻害し,クラウジン-4発現を高めてZO2,オクルディン,クラウジン-1を集合させ,バリア機能を高めると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の代謝と栄養一般  ,  細胞生理一般  ,  腸 

前のページに戻る