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J-GLOBAL ID：200902290451963996   整理番号：09A0649676

「平成20年岩手・宮城内陸地震」災害第一次現地調査報告

The Report of The Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008 Disaster

著者 (11件)： 橋本修 (東北電力) ,  千木良雅弘 (京大) ,  中筋章人 (国際航業) ,  日外勝仁 (寒地土木研) ,  亀谷裕志 (応用地質) ,  野崎保 (アーキジオ) ,  森一司 (農水省 東北農政局) ,  高見智之 (国際航業) ,  菖蒲幸男 (応用地質) ,  小林俊樹 (復建技術コンサルタント) ,  山本佑介 (復建技術コンサルタント)
資料名： 応用地質  (Engineering Geology)
巻： 50  号： 2  ページ： 98-108  発行年： 2009年06月10日 
JST資料番号： G0269B  ISSN： 0286-7737  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成20年6月14日朝,岩手県内陸南部を震源としてM7.2の地震が発生した。震源域の山地では,地中で1G超の加速度,地表で2mを超える隆起など大きな地盤変動が観測され,巨大な斜面崩壊や多くの河道閉塞が発生するなど,大小さまざまな規模の地盤災害が多発した。これらの地盤災害を理解するには,地質,地質構造および岩盤特性を正しく把握する必要があるものと考えられた。日本応用地質学会は災害実態を把握するために災害調査団を組織し,9月中旬に第一次現地調査を行い,その概要を平成20年度研究発表会(10月31日横浜)および学会誌(Vol.49,No.6)で速報し,その内容は同学会ホームページに公開している。本報告は,上記現地調査結果を中心にして,調査地区の特徴的な斜面災害状況を記載し,その発生の過程・メカニズムについて現段階までの知見を加えて考察したものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *岩手県 ,  震源 ,  *斜面崩壊 ,  *閉鎖 ,  災害 ,  *震災 ,  *地滑り
準シソーラス用語： *河道閉塞 ,  地盤災害 ,  *地震災害

分類 (1件)： 地震学一般  (DC03020A)

引用文献 (11件)：

• 北村信. 5万分の1地質図幅「焼石岳」および同説明書. 1965, 40
• 土谷信之. 岩ヶ崎地域の地質. 1997, 96
• (社) 東北建設協会. 東北地方デジタル地質図. 2006
• 大場司. 宮城県栗原市荒砥沢ダム巨大地すべりの地質背景. 秋田大学工学資源学部研究報告. 2008, 29, 9-15
• 平成20年岩手・宮城内陸地震4学協会東北合同調査委員会. 平成20年 (2008年) 岩手・宮城内陸地震災害調査報告書. 2009

タイトルに関連する用語 (4件)： 平成20年岩手・宮城内陸地震 ,  災害 ,  現地調査 ,  報告