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J-GLOBAL ID：200902290534354568   整理番号：08A1269092

湾曲構造のフェナレニル化合物の化学 フェナレニル縮合コルアンヌレンアニオンの合成,電子構造,凹面反転障壁

Curve-Structured Phenalenyl Chemistry: Synthesis, Electronic Structure, and Bowl-Inversion Barrier of a Phenalenyl-Fused Corannulene Anion

著者 (11件)： NISHIDA Shinsuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NISHIDA Shinsuke (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  MORITA Yasushi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MORITA Yasushi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  UEDA Akira (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KOBAYASHI Tadahiro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUI Kozo (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  OGASAWARA Kanako (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SATO Kazunobu (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  TAKUI Takeji (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  NAKASUJI Kazuhiro (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 45  ページ： 14954-14955  発行年： 2008年11月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非平面状縮合芳香族炭化水素(二次元π電子共役系)の特異的な機能性に注目し,フェナレニル部分を縮合したコルアンヌレン誘導体(一価アニオン)について,合成と構造的な特性化,電子構造計算(密度汎関数法)などにより検討した。コルアンヌレン骨格のアシル化,ホルミル化,閉環などの多段階過程で合成したこの誘導体アニオンは,安定に存在し,凹面型の立体配座をとり,フェナレニルアニオン型の電子構造を有する。このアニオン型誘導体の分子構造的な特徴及びフロンティア軌道特性を明らかにし,凹面の反転エネルギー障壁を11.3kcal/molと推定した。

シソーラス用語： *芳香族縮合炭化水素 ,  *アンヌレン ,  *電子構造 ,  *分子反転 ,  *ポテンシャル障壁 ,  π電子 ,  共役 ,  密度汎関数法 ,  立体配座 ,  分子構造 ,  フロンティア軌道 ,  *フェナレン類
準シソーラス用語： *環反転

分類 (1件)： 炭素多環化合物一般  (CF06010S)

物質索引 (1件)： 1,10-(2-tert-ブチル-2-プロペン-1,3-ジイル)ジベンゾ[ghi,mno]フルオランテン-2-ラジカルアニオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 湾曲 ,  化学 ,  縮合 ,  電子構造 ,  凹面 ,  反転 ,  障壁