文献

J-GLOBAL ID：200902290712043733   整理番号：08A0890027

3次元有限要素法による超磁歪アクチュエータの連成解析手法に関する研究

Fully Coupled Electro-Magneto-Mechanical Analysis Method of Magnetostrictive Actuator Using 3-D Finite Element Method

著者 (3件)： YOO Byungjin (大阪大) ,  平野正人 (大阪大) ,  平田勝弘 (大阪大)
資料名： 電気学会回転機研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： RM-08  号： 49-55  ページ： 17-21  発行年： 2008年08月08日 
JST資料番号： Z0923A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超磁歪材料の優れた特性を活かす磁歪アクチュエータの開発のための新しい解析法について述べた。解析用モデルは振動部の5φ×14mm円柱状長磁歪素子とシャフト,固定部の外径30φ内径18φ,高さ5.4mmの円筒型のバイアス磁石,励磁コイルおよびヨークからなる。このモデルを対象として磁界解析,構造解析,磁歪の基礎方程式,磁歪材料の物性の基礎方程式を適用して連成解析を行なった。この理論解析は磁歪定数を線形と仮定した場合と非線形性を考慮した場合の二つについて行なった。実験において100Hzで0~4.5Aの磁歪起振電流をコイルに流し,アクチュエータに発生する振幅の検出はレーザ変位測定器で行なった。実測結果は非線形性を考慮した場合と良く一致し,妥当な解析法が得られた。

シソーラス用語： *アクチュエータ ,  *磁歪 ,  数値解析 ,  磁場計算 ,  磁気歪材料 ,  有限要素法 ,  三次元 ,  構造解析法
準シソーラス用語： *超磁歪 ,  *連成解析 ,  磁歪材料

分類 (1件)： 磁電デバイス  (NC03100X)

引用文献 (5件)：

• 古屋泰文,樋口俊郎, 今泉伸夫,未来型アクチュエータ材料・デバイス“, 株式会社シーエムシー出版 (169-173)
• Engdahl G and Svensson L 1988 Simulation ofthmagnetastrictive performance of Thrfenol-D in mechanical devices J. Appl. Phys.63 3924-6
• J.L.Perez-Aparicio, H.Sosa,“A continuum three-dimensional, fully coupled, dynamic, non-linear finite element formulation k magnetostrictive materials”, Smart material structure (2004), 493-502
• Kannan, S.Elldambi,“Galerkin Finite Element Scheme for Magnetostrictive Structures and Composites”, Department of Mechanical Engineering, University of Maryland, 1997
• Jonathan G. Benatar “Fern Implementations of Magnetostrictive based Applications, Master of Science, 2005

タイトルに関連する用語 (6件)： 3次元有限要素法 ,  超磁歪 ,  アクチュエータ ,  連成解析 ,  手法 ,  研究