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J-GLOBAL ID:200902292159064061   整理番号:08A0477266

シャロット(Allium cepa L.var.aggregatum)のケルセチンはそのグルコシドより生物学的利用性が高い

Quercetin from Shallots (Allium cepa L. var. aggregatum) Is More Bioavailable Than Its Glucosides
著者 (7件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 885-888  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ケルセチンは親油性で,単純拡散で腸細胞膜を通過できることから,そのグルコシドより生物学的利用性が高いはずである。しかし,今までの研究において逆の結果が出ている。これは研究で用いた純物質のケルセチンが消化器では低溶解性であることが原因と考えられたため,本研究ではケルセチンが食品マトリックス中に分散している食物源を用いてその生物学的利用性を調べた。無作為化交差試験を用い,9人にタマネギ果肉(99.2%ケルセチングルコシド,0.8%ケルセチンアグリコン)か乾燥した皮(16.7%ケルセチングルコシド,83.3%ケルセチンアグリコン)を体重kg当たり1.4mgケルセチンになるように単回摂取した。シャロット摂取前後に採血し血漿中のケルセチンを測定した結果,果肉より乾燥した皮の摂取後においてより高濃度であった。また血中濃度曲線下面積も乾燥した皮摂取後のほうが有意に高かった。食物源を用い場合,ケルセチンアグリコンがケルセチングルコシドよりヒトにおいて生物学的利用性が高いことを示した。
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  動物の代謝と栄養一般 
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