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J-GLOBAL ID：200902293187668874   整理番号：09A0035900

下降流スポンジ懸垂(DHS)リアクターによる高塩分・アンモニア性窒素含有排水の処理

TREATMENT OF SALINITY WASTEWATER CONTAINING A LARGE AMOUNT OF AMMONIUM NITROGEN USING DHS REACTOR

著者 (6件)： 鈴木紗織 (日本大学 生産工学研究科 土木工学専攻) ,  阿部憲一 (長岡技術科学大学) ,  山口隆司 (長岡技術科学大学) ,  大橋晶良 (広島大学) ,  原田秀樹 (東北大学) ,  上村繁樹 (木更津工業高等専門学校)
資料名： 土木学会論文集 G(Web)
巻： 64  号： 4  ページ： 327-335 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 1880-6082  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： DHS(Down-flow Hanging Sponge)リアクターを用いて,高塩分含有排水の効率的有機物除去とアンモニア性窒素の酸化を試みた.本リアクターに,アンモニア性窒素,フェノール,および希釈海水由来の塩化物を大量に含む人工コークス炉ガス洗浄排水(アンモニア性窒素;500mg-N・l^-1,フェノール;1400mg-COD・l^-1)を供給した.最終的にDHSを3台連結させ,全HRT12時間において,アンモニア性窒素除去率96.8%,COD除去率99.6%を達成した.第1段目のDHSで有機物が選択的に除去され,アンモニア性窒素は主に2~3段目で酸化されることを確認した.付着汚泥のクローン解析を行ったところ,硝化に関与する細菌の近似クローンが,2本目以降のDHSで多く検出され,DHSの流下方向において細菌の棲み分けが確立されていることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *廃水処理 ,  コークス炉ガス ,  洗浄水 ,  塩化物 ,  有機物 ,  アンモニア態窒素 ,  比率 ,  硝化 ,  硝酸化成菌 ,  酸化 ,  *生物学的水処理 ,  多孔質体 ,  フェノール類
準シソーラス用語： *DHSリアクタ ,  除去率 ,  スポンジ

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 下降流 ,  スポンジ ,  懸垂 ,  DHS ,  リアクター ,  塩分 ,  アンモニア性窒素 ,  排水