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J-GLOBAL ID：200902293796440910   整理番号：09A0625742

共鳴X線法放出分光法によるCuFeS₂のFe3d状態の評価

Characterization of Fe 3d states in CuFeS₂ by resonant X-ray emission spectroscopy

著者 (10件)： SATO Katsuaki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  SATO Katsuaki (Japan Sci. and Technol. Agency (JST), Tokyo, JPN) ,  HARADA Yoshihisa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HARADA Yoshihisa (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  HARADA Yoshihisa (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  TAGUCHI Munetaka (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  SHIN Shik (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  SHIN Shik (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  SHIN Shik (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  FUJIMORI Atsushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 206  号： 5  ページ： 1096-1100  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CuFeS₂のFe3d状態の詳しい情報を得るために,共鳴X線放出分光測定を行った。実測したスペクトルを,クラスタ配位間相互作用計算から求めた理論的スペクトルと比較した。前報で行った光吸収の同定結果が,今回の共鳴X線放出分光実験の結果と一致することを確認した。電荷移動エネルギーを負値Δ=-3eVに仮定すると,スペクトルの構造を良く説明できることが分かった。この結果から,CuFeS₂をHaldane-Anderson型絶縁体と見なすことが妥当であると結論した。この物質で観測される3d電子の奇妙な振舞いの原因が,強い混成化にあると結論した。

シソーラス用語： 銅化合物 ,  *鉄化合物 ,  硫化物 ,  *X線スペクトル ,  *配置間相互作用法 ,  電子移動 ,  誘電体 ,  配位混合 ,  共鳴 ,  スペクトル線形 ,  吸収端
準シソーラス用語： Haldane-Anderson型絶縁体

分類 (2件)： X線スペクトル一般  (BM08101P) ,  結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共鳴 ,  X線法 ,  放出 ,  分光法 ,  評価