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J-GLOBAL ID：200902293840003107   整理番号：09A1036369

水溶媒中の配位かご構造内のアザポルフィンからの赤色光のオン/オフ放出

ON/OFF Red Emission from Azaporphine in a Coordination Cage in Water

著者 (7件)： ONO Kosuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KLOSTERMAN Jeremy K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHIZAWA Michito (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  YOSHIZAWA Michito (JST-PRESTO) ,  SEKIGUCHI Kentaro (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TAHARA Tahei (RIKEN, Saitama, JPN) ,  FUJITA Makoto (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 131  号： 35  ページ： 12526-12527  発行年： 2009年09月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 難溶性有機色素のホスト-ゲスト(HG)相互作用を利用した水溶媒中への可溶化について,モデル系の分子設計と合成,包接体の電子吸収・光ルミネセンス(PL)分光測定などにより検討した。2,4,6-トリス(ピリジン-4-イル)-1,3,5-トリアジン(L_3N)を分子面,ピラジン(pd)を支柱,Pt(en)を連結点とする超分子錯体([{Pt(en)}₆(L_3N)₂(pd)₃]¹²⁺)は,疎水性内部空間にテトラアザポルフィン(TAP)の1分子を収容し,赤色蛍光性のTAPが包接で強発光状態に変化し,トリエチルアミンで脱プロトン化すると非発光性となる(消光;PLのオン/オフ切替)。包接錯体の超分子構造的な特性化を行い,電子スペクトル特性(無電荷状態でのHG電荷移動相互作用の抑制;包接による静電相互作用と脱プロトン化に基づく新しいHG電荷移動相互作用の出現)についても明らかにした(en=1,2-ジアミノエタン)。

シソーラス用語： *蛍光 ,  窒素複素環化合物 ,  *有機顔料 ,  包接化合物 ,  ゲストホスト効果 ,  *可溶化 ,  光ルミネセンス ,  電子吸収スペクトル ,  白金錯体 ,  赤色光 ,  脱プロトン ,  *スイッチング ,  超分子構造 ,  電荷移動 ,  静電相互作用 ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  大環状化合物 ,  架橋化合物 ,  トリアジン類 ,  *有機色素 ,  ホスト-ゲスト錯体
準シソーラス用語： ホスト-ゲスト包接錯体 ,  包接錯体

分類 (2件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

物質索引 (4件)： 1,2-ジアミノエタン ,  2,4,6-トリス(4-ピリジル)-1,3,5-トリアジン ,  テトラアザポルフィン ,  ピラジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 水溶媒 ,  かご構造 ,  赤色光 ,  放出