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J-GLOBAL ID：200902296334820520   整理番号：09A0772726

ブルーベリー3種64品種の東京における果実の成熟と品質特性

Fruit Ripening and Quality Profile of 64 Cultivars in Three Species of Blueberries Grown in Tokyo

著者 (6件)： 車敬愛 (東京農工大学大学院連合農学研究科) ,  鈴木栄 (東京農工大学大学院農学府) ,  石川駿二 (東京農工大学大学院農学府) ,  小池洋男 (東京農工大学大学院農学府) ,  荻原勲 (東京農工大学大学院連合農学研究科) ,  荻原勲 (東京農工大学大学院農学府)
資料名： 園芸学研究  (Horticultural Research (Japan))
巻： 8  号： 3  ページ： 257-265 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： L4829A  ISSN： 1347-2658  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3種のブルーベリーの栽培が可能な東京において,64品種・系統について生育と果実の成熟・品質の特性を3年間調査した.主成分分析の結果から,5倍体のサザンハイブッシュブルーベリー(SHB)‘Pearl River’を除いて,ラビットアイブルーベリー(RB)だけのグループとノーザンハイブッシュブルーベリー(NHB)とSHBの混合のグループに分類された.主成分分析のNHBとSHBの混合グループの下方に分布したSHBの品種は,果実が小さく,クエン酸含量が少なく,糖酸比は高く,リンゴ酸の割合が高い特徴を示した.また,収穫日と開花日および収穫日と着色開始日との間に正の相関関係が認められ,NHBについては,収穫日と1果重,収穫日と全有機酸含量,収穫日とクエン酸含量との間に正の相関関係が,収穫日と糖酸比との間に負の相関関係が認められた.さらに,考察ではブルーベリー育種において交配親として有用と予想される各品種の特徴を評価した.(著者抄録)

シソーラス用語： *ブルーベリー ,  東京都 ,  果実【器官】 ,  *成熟 ,  *品質特性 ,  主成分分析 ,  収穫 ,  開花 ,  相関 ,  品種差 ,  育種 ,  有機酸

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (17件)：

• Ballington, J. R., W. E. Ballinger, W. H. Swallow, G. J. Galletta and L. J. Kushman. 1984. Fruit quality characterization of 11 Vaccinium species. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 109: 684-689.
• 伴 琢也・植田尚文.2003.島根県におけるブルーベリー栽培の現状と適応種類の選定.農業生産技術管理学会誌.10: 1-8.
• Darnell, R. L. 2006. Blueberry botany/Environmental Physiology. p. 5-13. In: N. F. Childers and P. M. Lyrene (eds). Blueberries. Horticultural Publications, Florida.
• Eck, P. and N. F. Childers. 1966. Blueberry culture. p. 3-13. Rutgers Univ. Press, New Brunswick, N. J.
• Ehlenfeldt, M. K. 1994. Unique organic acid profile of rabbiteye vs. highbush blueberries. HortScience 29: 321-323.

タイトルに関連する用語 (5件)： ブルーベリー ,  品種 ,  東京 ,  果実の成熟 ,  品質特性