抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
食肉加工業界では,依然として人海戦術の生産体制が取られており,人材確保の問題が深刻化している。中でも骨に沿って切る「筋入れ」工程は脱骨工程で最も重要であり,自動化の難易度が高い。(株)前川製作所の豚もも脱骨ロボット「ハムダス-R」を紹介した。筋肉組織は骨の全周囲に筋や膜で結合されており,肉から骨をはがす際は,少なくとも一箇所,骨の長手方向に切れ目を入れると分離しやすくなる。骨形状は複雑な3次元形状で構成されており,これを正確にトレースするために垂直6軸アームロボットを筋入れロボットとして用いた。この筋入れロボットで構成する「ハムダス-R」の概要と防水・結露対策等食品加工工場の環境への適用を説明した。