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J-GLOBAL ID:200902298110959495   整理番号:08A1109006

沿岸の有機物の分布及びGPSにより得られた地震に伴う地殻変動から推定される2007年能登半島地震の断層モデル:能登半島北西部におけるネオテクトニクスに対する意味

Fault model of the 2007 Noto Hanto earthquake estimated from coseismic deformation obtained by the distribution of littoral organisms and GPS: Implication for neotectonics in the northwestern Noto Peninsula
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 903-913  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2007年3月25日に起きた能登半島地震により引き起こされた,能登半島の北部及び西部海岸に沿った地震に伴う垂直地殻変動を潮上,潮間,潮下帯の有機物の分布から調査した。44cmの最大隆起を赤神において,また8cmの最大沈下を深見において観測した。これらの有機物の分布から推定した地震時の垂直変位及びGPSにより得られた地震に伴う地殻変動を用いて,弾性半空間における均一なすべりを伴う長方形断層モデルを構築した。このモデルは,18.6km×14.5kmの領域での1.3mの右横ずれを伴う逆断層を示す。地震モーメントは30GPaの剛性を用いて1.0×1019Nm(Mw6.6)であった。震源断層の形状は余震及び活断層の分布と合致し,この断層は余震域の中心領域に限定されている。震源断層,余震分布,活断層及び震源域周辺の地質ブロックとの関係から,地質構造が地震の断層サイズを制限していることが示唆される。海成段丘の傾斜した垂直分布及び本研究で認められた地震による垂直地殻変動を考えることにより,過去12万年間の地震の繰り返しで約12mの垂直地殻変動が生じ,バックグラウンドの構造隆起は約28mに達すると推定する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
引用文献 (35件):
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