SmCo<sub>5</sub>垂直薄膜における磁気的性質およびリード/ライト特性の改善

ASAHI Toru; ASAHI Toru; KOIZUMI Isao; KIKUCHI Yuta; YOSHINO Masahiro; SUGIYAMA Atsushi; HOKKYO Jiro; OSAKA Tetsuya; OSAKA Tetsuya

文献

J-GLOBAL ID：200902298428831579 整理番号：08A1050833

SmCo₅垂直薄膜における磁気的性質およびリード/ライト特性の改善

Improvement of magnetic properties and read/write characteristics in SmCo₅ perpendicular thin films

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資料名：
巻： 320 号： 22 ページ： 3075-3078 発行年： 2008年11月
JST資料番号： H0644A ISSN： 0304-8853 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

SmCo₅合金は,異方性定数K_uが1.1×10⁸エルグ/cm³以上の強い一軸結晶磁気異方性のゆえに,超高密度磁気記録媒体の有望な候補である。最近,著者らは,Cu/Tiの二重下地層を導入することにより,スパッタ成膜SmCo₅薄膜に対して高い垂直磁気異方性を得ることに成功した。しかしながら,SmCo₅薄膜を垂直磁気記録媒体に応用するためには,磁気的性質,およびリード/ライト(R/W)特性を改善する必要がある。本研究で著者らは,構成Cu下地層に炭素(C)原子を導入することで,SmCo₅の垂直磁性薄膜の磁区サイズの低減,および磁化反転過程の変化に焦点を合わせた。磁化反転過程の指標である,磁気異方性(H_k)に対する保磁力(H_c)の比率は,C原子を添加することによって増大した。また,著者らは,C原子を含むSmCo₅二重層状媒体のR/W特性を評価した。Cを導入することで,媒体ノイズは減少し,SN比は増加した。Cu下地層へのCの添加は,磁化反転過程を変化させ,媒体ノイズを低減させ,SN比を増加させるのに有効であることを記した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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電子・磁気・光学記録 , 金属薄膜

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SmCo5垂直薄膜における磁気的性質およびリード/ライト特性の改善

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