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J-GLOBAL ID：200902298497216967   整理番号：09A0062658

遠心力載荷装置を用いた鉄筋コンクリート骨組の縮小模型振動実験

EARTHQUAKE COLLAPSE TESTS OF MINIATURE RC COLUMN MODEL USING LARGE CENTRIFUGE MACHINE

著者 (6件)： 岡田玲 (東京工大 都市地震工セ) ,  窪田裕幸 (東京工大) ,  勝俣英雄 (大林組 技研) ,  奥田浩文 (大林組 技研) ,  坂田弘安 (東京工大 建築物理研究セ) ,  和田章 (東京工大 建築物理研究セ)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 635  ページ： 105-112  発行年： 2009年01月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 縮小模型を用い,構造物の崩壊挙動までを追跡する新たな実験方法として,遠心模型実験装置を使用して発生させた遠心力により,模型にかかる鉛直加速度を調整し,模型の応力状態を相似則に合わせる方法の確立を本研究の目的とした。本論文では,せん断補強筋比をパラメータとした崩壊形式の異なる2種類のRC造骨組の縮小模型を作製し遠心模型実験を行った。試験体はせん断補強筋比によって,せん断破壊を想定した「D-S」,曲げ破壊を想定した「D-F」の2体とした。遠心模型実験は,両試験体を遠心模型実験装置に同時に搭載して行った。その結果,地震波の入力レベルを漸増させて加振を行った結果,「D-S」の1層柱にせん断破壊が生じたが,2層の柱には顕著な損傷は見受けられず,層全体が1層柱の崩壊に追従する形で傾くこと,などが分かった。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *振動台試験 ,  遠心力 ,  試験装置 ,  骨組 ,  モデル ,  模型試験 ,  配筋 ,  柱 ,  耐荷力 ,  軸力 ,  伝達関数 ,  固有振動数 ,  応力歪特性 ,  曲線 ,  角度 ,  破壊モード ,  動荷重 ,  静荷重 ,  剪断破壊 ,  破壊 ,  層間変形角 ,  曲げ破壊 ,  荷重-変位曲線 ,  縮小モデル ,  立体 ,  特性
準シソーラス用語： 荷重変形曲線 ,  縮小模型

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (14件)：

• 小野口雅美. 実大3層鉄筋コンクリート造骨組の振動台実験. 日本建築学会大会学術講演会概要集, 1995. 1995, 707-714
• 壁谷澤寿海. E-ディフェンスによる実大6層鉄筋コンクリート建物実験. 日本建築学会学術講演会概要集, 2006. 2006, 685-698
• 壁谷澤寿海. 実大3層RC建物の振動実験. 日本建築学会学術講演会概要集, 2007. 2007, 383-386
• 隈澤文俊. 鉄筋コンクリート造超小型立体模型建物の振動破壊実験、超小型立体模型による建物の振動破壊性状に関する研究 (第1報). 日本建築学会構造系論文報告集. 1997, 493, 83-90
• LU1, Xilin. Shaking table model test on Shanghai World Financial Center Tower. Journal of Earthquake Engng. Struct. Dyn. 2007, 36, 439-457

タイトルに関連する用語 (5件)： 遠心力 ,  載荷 ,  鉄筋コンクリート骨組 ,  縮小模型 ,  振動実験