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J-GLOBAL ID：200902298517619443   整理番号：08A0246376

連鎖球菌からのクオラムセンシングシグナル生成ABC輸送体ComAのペプチダーゼドメインの基質認識機構

Substrate Recognition Mechanism of the Peptidase Domain of the Quorum-Sensing-Signal-Producing ABC Transporter ComA from Streptococcus

著者 (5件)： KOTAKE Yatsugu (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  ISHII Seiji (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  YANO Takato (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  KATSUOKA Yoji (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  HAYASHI Hideyuki (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN)
資料名： Biochemistry  (Biochemistry)
巻： 47  号： 8  ページ： 2531-2538  発行年： 2008年02月26日 
JST資料番号： B0270B  ISSN： 0006-2960  CODEN： BICHAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 6種ストレプトコッカスからバクテリオシン関連ABC輸送体メンバーComAのペプチダーゼドメイン(PEP)と4種からのプロペプチドComCを発現,精製して基質認識機構を調べた。検討した全てのPEP-ComC組合わせにおいて,PEPはGly-Gly部位の後のComCを特異的に開裂することが分かった。ComCのN末端リーダー領域はPEPの結合により両親媒性α-ヘリックス構造を形成することを見出した。部位特異的変異誘発解析から,ComCの-15位から-4位までのこのリーダー領域中の4保存疎水性残基はPEPとの相互作用にとって重要であることが分かった。これらの構造特性とコンセンサスGlyモチーフの存在から,PEPの厳密基質特異性を説明した。

シソーラス用語： レンサ球菌属 ,  *ABC輸送体 ,  *ペプチダーゼ ,  活性部位 ,  基質特異性 ,  分子認識 ,  *ペプチド ,  バクテリオシン ,  生体輸送 ,  シグナルペプチド ,  ヘリックス構造 ,  部位特異的変異誘発 ,  *クオラムセンシング ,  *プロペプチド ,  *シグナル伝達 ,  微生物 ,  *膜貫通タンパク質 ,  抗細菌薬 ,  抗微生物薬 ,  薬物
準シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *ComA ,  *ComC

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 連鎖球菌 ,  クオラムセンシング ,  シグナル生成 ,  ABC輸送体 ,  基質認識