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J-GLOBAL ID:200902299870617922   整理番号:08A0394209

オスのメダカ(Oryzias latipes)におけるエストロゲンレセプター活性化による肝臓ビテロジェニンを誘起するフルオロテロマーアルコール

Fluorotelomer alcohols induce hepatic vitellogenin through activation of the estrogen receptor in male medaka (Oryzias latipes)
著者 (8件):
資料名:
巻: 71  号: 10  ページ: 1853-1859  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オスのメダカ(Oryzias latipes)における1H,1H,2H,2H-ペルフルオロオクタン-1-オール(6:2 FTOH)と1H,1H,2H,2H-ペルフルオロデカン-1-オール(8:2 FTOH)など2つのフルオロテロマーアルコールのin vivoエストロゲン作用について報告する。in vitroにおける酵母の2ハイブリッドアッセイにより,6:2 FTOH,8:2 FTOHあるいは2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ノナデカフルオロ-1-デカノール(NFDH)の処置によりメダカエストロゲンレセプターα(ERα)とコアクチベータTIF2の間で顕著な用量依存性相互作用を示した。メダカERαのエストロゲン作用への試験した化学物質の相対ランクは,エストラジオール-17β(100)>>6:2FTOH(0.16)>NFDH(0.016)>8:2FTOH(0.0044)の順序で減少した。対象的に,ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS),ペルフルオロオクタン酸(PFOA),ペルフルオロノナン酸(PFNA),ペルフルオロドデカン酸(PFDA),ペルフルオロウンデカン酸(PFUnDA)の処置ではERαとの相互作用は観測しなかった。肝臓ビテロジェニン(VTG)の発現解析で,6:2FTOHと8:2FTOHによりオスメダカの肝臓でVTG合成の誘発指標であるエストロゲン能を示した。また,FTOHsに曝露したオスメダカの肝臓で2つのERサブタイプ(ERαとβ)および2つのVTGs(VTGIとVTGII)のmRNA発現量を調べた。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応分析により,肝臓ERα,VTGIとVTGIImRNAが6:2FTOHと8:2FTOHなどのFTOHsへの曝露8時間後に急速に応答して,一方,ERβmRNA転写へはこれら化合物が影響しなかったことを明らかにした。in vitroおよびin vivo両アッセイによるこれら結果は,6:2FTOHと8:2FTOHなどのFTOHsがオスメダカでERαの活性化により肝臓VTGを誘発することを強く示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  脂肪族ハロゲン化合物 
物質索引 (9件):
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