特許
J-GLOBAL ID:200903000000993862

起毛経編布帛

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-126800
公開番号(公開出願番号):特開2008-280650
出願日: 2007年05月11日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】ニードルループ面が起毛されていて凹凸模様や捺染模様を鮮明に描出することが出来、耐摩耗性に優れ、椅子張地等に使用してピリングの発生がなく、パイル面に樹脂組成物や接着剤を塗布して人工皮革の原布としても使用し得る起毛経編布帛を得る。【解決手段】フロント筬で編み込むフロント糸11のシンカーループ31を多針振りとし、バック筬で編み込むバック糸12のシンカーループ32を一針振りとし、フロント筬とバック筬との2枚筬で起毛経編布帛を編成し、シンカーループ面を起毛してからニードルループ面を起毛することによって、フロント糸11のニードルループ21をバック糸12のニードルループ22よりも多く毛羽立たせ、ニードルループ面にパイル層を形成する。バック糸12に高熱収縮性繊維を使用し、フロント糸11には高熱収縮性繊維と低熱収縮性繊維を混用し、起毛前に加熱して高熱収縮性繊維を熱収縮させるとよい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
(イ) フロント筬とバック筬との2枚筬で編成され、 (ロ) フロント筬で編み込まれるフロント糸(11)とバック筬で編み込まれるバック糸(12)が一体になってニードルループ(21・22)を形成しており、 (ハ) フロント糸(11)が隣り合う他のフロント糸の形成するニードルループ列(42・43)の上を越えて別の他のフロント糸の形成するニードルループ列(41)へと続く多針振りのシンカーループ(31)を形成しており、 (ニ) バック糸(12)が隣り合う他のバック糸の形成するニードルループへと続く一針振りのシンカーループ(32)を形成しており、 (ホ) フロント糸のシンカーループ(31)がバック糸のシンカーループ(32)の上に重なってシンカーループ面を形成しており、 (ヘ) シンカーループ面に表裏するニードルループ面が起毛されており、 (ト) ニードルループ面において、フロント糸(11)がバック糸(12)よりも毛羽立っており、 (チ) フロント糸(11)の起毛毛羽によるパイル層がニードルループ面に形成されている起毛経編布帛。
IPC (1件):
D04B 21/04
FI (1件):
D04B21/04
Fターム (11件):
4L002AA07 ,  4L002AB02 ,  4L002AC02 ,  4L002CA01 ,  4L002CB03 ,  4L002DA01 ,  4L002DA02 ,  4L002EA00 ,  4L002EA01 ,  4L002FA01 ,  4L002FA06
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • バックスキン調布帛
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-297641   出願人:株式会社川島織物
  • 起毛経編地
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143562   出願人:株式会社川島織物
  • 特公昭60-007741
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審査官引用 (6件)
  • 特公昭60-007741
  • 特開昭62-276061
  • バックスキン調布帛
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-297641   出願人:株式会社川島織物
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