特許
J-GLOBAL ID:200903000049419746

RAKE受信機、並びにRAKE受信機におけるフィンガ-処理要素の割当て及び調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016803
公開番号(公開出願番号):特開平11-261528
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 CDMAレーク受信機においてタイミングミスアライメントを減少させたフィンガー処理要素の割当て及び調節方法並びにレーク受信機の実現。【解決手段】 CDMAレーク受信機(10)は、マルチパスプロファイルを形成するマルチパス成分を有する拡散スペクトラムRF信号(24)を受信するアンテナ(12)と、RF信号(24)の特定の伝搬パスに割当てられ、かつ伝搬パスを復調するフィンガー処理要素(16)と、マルチパスプロファイルから測定値の系列を得て、そこから隣接する測定値を分離する所定のタイミング分解能を有するサーチャーユニット(18)と、測定値の系列を読み込んで、サーチャーユニット(18)の所定のタイミング分解能より高い分解能を有するタイミングオフセットを導出し、それを使いフィンガー処理要素(16)を最良候補パスに割り当てるフィンガー割当て及び制御ユニット(20)と、復調された信号を統合して出力信号を生成する統合器(22)とを備える。
請求項(抜粋):
CDMA通信システムで使用するRAKE受信機におけるフィンガー処理要素の割当て方法であって、マルチパスプロファイルを形成する複数のマルチパス信号成分を有する拡散スペクトラム無線周波数(RF)信号を受信する受信ステップと、前記マルチパスプロファイルを測定して測定値の系列を獲得する測定ステップであって、前記系列内の隣接する測定値は、所定のタイミング分解能によって分離され、前記各測定値は信号強度を示す振幅を有するような測定ステップと、前記測定値の系列内のどの測定値が最高の信号強度を有するかを判定することによって、復調するための前記RF信号の最良の候補パスを識別する識別ステップと、少なくとも前記最良の候補パスに対する測定値及びそれに隣接する測定値の関数として、前記最良の候補パスに対するタイミングオフセットを導出する導出ステップであって、前記導出されたタイミングオフセットは、前記所定のタイミング分解能よりも高い分解能を有するような導出ステップと、前記導出されたタイミングオフセットを使って、前記最良の候補パスに前記RAKE受信機のフィンガー処理要素を割り当てる割当てステップとを備えることを特徴とするRAKE受信機におけるフィンガー処理要素の割当て方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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