特許
J-GLOBAL ID:200903000090201617

給湯器付き風呂釜の制御方法及び給湯器付き風呂釜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小根田 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-144328
公開番号(公開出願番号):特開2002-340399
出願日: 2001年05月15日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 給湯器付き風呂釜が設置される施工現場の個々の現場条件を反映して、一般給湯と湯張り給湯との同時給湯要求が発生した場合の制御を的確かつ簡易に実現して利便性を向上させる。【解決手段】 循環配管の配管作業後の試運転時等に、現場条件取得処理部561により循環配管の通水抵抗、給水圧、給水温度の各現場条件を取得する。取得した現場条件に基づいて一般給湯側への分流度合を表す判定指標値を指標値設定処理部562で設定する。待機処理部563において、一般給湯中の湯張り給湯割り込み、又は、湯張り中の一般給湯割り込みが発生したとき、判定指標値(分流度合)が設定閾値以上であれば、同時給湯を許可する一方、設定閾値未満であれば一般給湯優先として一般給湯が終了するまで湯張り給湯を待機させる。他の制御として、初期設定の判定条件に基づいて同時給湯を許可するか湯張りを待機させるかの選択的給湯制御を基本としつつ、判定指標値の大小に基づいて判定条件を補正してもよい。
請求項(抜粋):
給水管路からの給水を給湯側加熱部により加熱して給湯管路を通して一般給湯栓に給湯する給湯回路と、循環配管を介して浴槽と接続され循環ポンプの作動により浴槽内の湯水を強制循環させて風呂釜側加熱部により追い焚きする追い焚き循環回路と、上記給湯管路の途中から分岐し開閉切換制御弁を介して上記循環配管に連通され湯張り要求指令の出力を受けて上記開閉制御弁を開制御することにより上記給湯回路から上記循環配管を通して上記浴槽に湯張り給湯する注湯回路とを備え、上記湯張り要求指令の出力と、上記一般給湯栓への一般給湯とが同時に発生したときの制御を行うための給湯器付き風呂釜の制御方法であって、上記循環配管を配管した後に、この実際の循環配管の通水抵抗を少なくとも含む現場条件を表すパラメータの値を検出により取得する取得処理を行い、この取得したパラメータの値の大小に応じて湯張り給湯と一般給湯とを同時給湯した場合の一般給湯側への湯水の分流度合を表す判定指標値を定め、この判定指標値が予め設定した閾値よりも大きいときには上記一般給湯と湯張り給湯との同時給湯を許可する一方、上記判定指標値が設定閾値よりも小さいときには湯張り指令が出力されても一般給湯が終了するまで湯張り給湯の実行を待機させるようにすることを特徴とする給湯器付き風呂釜の制御方法。
Fターム (15件):
3L024CC01 ,  3L024DD06 ,  3L024DD14 ,  3L024DD22 ,  3L024DD27 ,  3L024EE12 ,  3L024GG03 ,  3L024GG05 ,  3L024GG06 ,  3L024GG07 ,  3L024GG22 ,  3L024GG24 ,  3L024HH13 ,  3L024HH28 ,  3L024HH55
引用特許:
審査官引用 (5件)
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