特許
J-GLOBAL ID:200903000206988725

自動車ドアビーム用アルミニウム合金押出形材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 保夫 ,  赤塚 賢次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-073909
公開番号(公開出願番号):特開2007-245987
出願日: 2006年03月17日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【目的】エネルギーの吸収能が高く、自動車のドアへの衝突時において、衝撃により生じるエネルギーを効果的に吸収して搭乗者の保護を図ることができる自動車ドアビーム用アルミニウム合金押出形材を提供する。【構成】長辺部と短辺部からなる非対称の山形に形成された第1の辺と直線状に形成された第2の辺とを対向して設け、第1の辺と第2の辺の両端部を第3の辺と第4の辺により連結してなる中空形材の内部に、前記第1の辺のうちの長辺部と前記第2の辺とを結ぶ内柱を設けて、中空形材の内部を2つに区画し、前記第3の辺と第4の辺に、前記第2の辺から垂直に延びる垂直部を形成してなり、前記押出形材が、Zn:4.0〜9.0%、Mg:1.0〜1.5%、Cu:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.15%およびTi:0.005〜0.30%を含有し、さらにMn:0.05〜0.2%、Cr:0.01〜0.5%およびZr:0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成されていることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自動車のドアへの衝突時における衝撃吸収用ドアビームとして使用されるアルミニウム合金押出形材であって、該押出形材の断面において、長辺部と短辺部からなる非対称の山形に形成された第1の辺と直線状に形成された第2の辺とを対向して設け、第1の辺と第2の辺の両端部を第3の辺と第4の辺により連結してなる中空形材の内部に、前記第1の辺のうちの長辺部と前記第2の辺とを結ぶ内柱を設けて、中空形材の内部を2つに区画し、前記第3の辺と第4の辺に、前記第2の辺から垂直に延びる垂直部を形成してなり、前記押出形材がZn:4.0〜9.0%(質量%、以下同じ)、Mg:1.0〜1.5%、Cu:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.15%およびTi:0.005〜0.30%を含有し、さらにMn:0.05〜0.2%、Cr:0.01〜0.5%およびZr:0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成されていることを特徴とする自動車ドアビーム用アルミニウム押出形材。
IPC (4件):
B60J 5/00 ,  C22C 21/10 ,  B60R 21/02 ,  C22F 1/053
FI (4件):
B60J5/00 Q ,  C22C21/10 ,  B60R21/02 N ,  C22F1/053
引用特許:
審査官引用 (4件)
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