特許
J-GLOBAL ID:200903000248209610

ミシン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-336060
公開番号(公開出願番号):特開平7-185165
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 高品位の密着縫いが可能なミシン装置を提供する。【構成】 針振および正逆送りを行なう区間Aと、針振、横送りおよび正逆送りの組み合わせにより縫製を行なう区間Bを交互に実行することにより密着縫いを行なう。区間Aにおいて1回の針振は3ステップとし、区間Aの長さAL、つまり、区間Aにおける針振量の合計は機構的に制限されている針振の最大の振巾wに関してAL < wに取る。これにより区間Bが短くなる。また、区間A、区間Bの1縫目(針落点から次の針落点まで)の横方向移動量を1回の送り歯による横送り量よりも短く設定しておく。これにより、区間Bにおいて-1ステップ針振を戻し、かつ針振換算で4ステップの横送りを行なって、それぞれの縫い線のピッチを区間Aと同じ3ステップに保ちながら、区間Bで針の初期位置への戻しが可能になる。
請求項(抜粋):
ミシン主軸の回転位置を検出する主軸検出器と、ミシン主軸に同期して送り歯を正または逆の縦方向、および左または右の横方向に送る布送り機構と、ミシン主軸に同期して上下動する針棒を、前記送り歯による横方向の送り量以下の振巾からこの送り量以上の最大振巾まで調整可能に、左または右の横方向に針振する針振機構と、前記布送り機構および針振機構の作動データを組み合わせた複数の縫いデータを記憶し、この縫いデータに従ってこれら機構の作動を制御するミシン装置において、前記縫いデータは、前記送り歯の縦方向の針数と、針振の1方向の振巾とを組み合わせた縫いデータを1または2縫い目線以上含む第1の縫製区間と、前記送り歯の縦方向の針数と、送り歯の1方向の横送りと、前記第1の縫製区間のものとは異なる方向の針振とを組み合わせた縫いデータであって、この横送りデータと針振データの和が前記第1の縫製区間に含まれる前記振巾と方向および長さが同一である縫いデータを1または2縫い目線以上含む第2の縫製区間とを備え、前記第1の縫製区間と第2の縫製区間が交互になるように記憶され、前記各縫いデータの1縫目線の横方向移動量が1回の送り歯による横送り量よりも短くされ、第2の縫製区間の横方向長さが針振機構の最大振巾よりも短くなるように制御されることを特徴とするミシン装置。
IPC (5件):
D05B 27/02 103 ,  D05B 19/14 ,  D05B 19/16 ,  D05B 21/00 ,  D05B 27/22
引用特許:
出願人引用 (4件)
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