特許
J-GLOBAL ID:200903000253550703

コモンレール式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-049454
公開番号(公開出願番号):特開2006-233858
出願日: 2005年02月24日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】 配管と蓄圧室とを連通する燃料通路の一部にオリフィスを設けて圧力脈動が蓄圧室に進入するのを防ぐ技術が知られているが、従来のオリフィスでは圧力脈動の低減効果が低いため、コンパクト且つ安価なメリットは残したままで、より大きな圧力脈動の低減技術が望まれている。【解決手段】 オリフィス31の軸中心Aは、オリフィス31より出口側の外側燃料通路32の軸中心Bよりも外径方向にオフセットして設けられ、外側燃料通路32の最外径付近でオリフィス31が開口する。インジェクタ配管を逆戻りして外側燃料通路32に進入した圧力脈動は、外側燃料通路32の軸中心Bが一番強く伝わり、軸中心Bから径方向の外側に向かうほど弱くなるため、オリフィス31を通過する圧力脈動を弱めることができる。このため、オリフィス31だけで圧力脈動を低減するシンプルな構造であっても、圧力脈動の低減効果を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
高圧燃料を吐出する高圧ポンプと、 この高圧ポンプが吐出した高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、 このコモンレールに蓄圧された燃料を噴射するインジェクタと、 を備えるコモンレール式燃料噴射装置において、 前記コモンレールは、前記高圧ポンプあるいは前記インジェクタに連通する配管が接続される配管接続部と、高圧燃料を蓄圧する蓄圧室とを連通する配管連通用燃料通路を備え、 この配管連通用燃料通路は、前記配管接続部側の外側燃料通路と、この外側燃料通路よりも前記蓄圧室側の内側燃料通路とを備え、 前記外側燃料通路の軸と、前記内側燃料通路の軸とがズレて設けられることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 55/02 ,  F02M 37/00 ,  F02M 55/00
FI (6件):
F02M55/02 310B ,  F02M55/02 310A ,  F02M55/02 330B ,  F02M55/02 350P ,  F02M37/00 D ,  F02M55/00 E
Fターム (12件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC09 ,  3G066AD05 ,  3G066BA12 ,  3G066BA61 ,  3G066CB05 ,  3G066CB07T ,  3G066CB11 ,  3G066CB12 ,  3G066CB15 ,  3G066CB16
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 蓄圧式燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-330628   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 内燃機関の安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-222445   出願人:株式会社デンソー

前のページに戻る