特許
J-GLOBAL ID:200903000289718430

防振支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼ ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-285962
公開番号(公開出願番号):特開2006-097814
出願日: 2004年09月30日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】 内燃機関にて発生する振動を抑制する際に、所望の高周波成分の振動の低減を図る。【解決手段】 空気室25内の気圧を変動させることにより制振力を発生するようにした振動制御型支持機構3において、切換弁28a、28bの双方により空気室25へ負圧及び大気圧を導入可能に構成し、一つの切換弁で空気室25内の気圧を変動させるように構成した場合のこの切換弁を駆動するための主駆動信号においてその周期をT、抑制対象の高調波成分の次数をNとしたとき、主駆動信号に対し、切換弁駆動信号の一方の位相をT/(4×N)だけ進め、他方を同量だけ遅らせる。この切換弁駆動信号により駆動される各切換弁の開閉動作により生じる圧力変動のN次高調波信号は逆位相となるから、結果的にN次高調波信号が相殺されることになる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
供給される気圧の変動に応じて膨張及び収縮する空気室を備え、振動体を支持すると共に前記空気室が膨張及び収縮することにより前記振動体の振動に対する制振力を発生する振動制御型支持機構と、 大気圧と異なる圧力を発生する圧力源と、 前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて、前記空気室に作用させる第1の切換手段と、 前記第1の切換手段とは独立して設けた、前記圧力源の圧力とは異なる圧力と前記圧力源の圧力との何れか一方を切り換えて前記空気室に作用させる第2の切換手段と、 前記空気室内に圧力の異なる空気を給排して前記振動体の振動を抑制する制振力を発生するように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記第1の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第1の圧力変動の基本次数成分と前記第2の切換手段の給排動作により前記空気室内に発生する第2の圧力変動の基本次数成分との和が前記振動体の振動に対して逆位相又は略逆位相となり、且つNを2以上の整数としたとき前記第1の圧力変動及び前記第2の圧力変動の基本次数成分のN次高調波成分どうしが逆位相又は略逆位相となるように前記第1の切換手段及び第2の切換手段を制御することを特徴とする防振支持装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12 ,  F16F 15/02
FI (4件):
F16F13/00 630D ,  B60K5/12 G ,  B60K5/12 H ,  F16F15/02 B
Fターム (20件):
3D035CA35 ,  3D035CA43 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CB10 ,  3J047CC02 ,  3J047CD13 ,  3J047DA01 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02 ,  3J048AA02 ,  3J048AD03 ,  3J048AD14 ,  3J048BA17 ,  3J048BE03 ,  3J048CB19 ,  3J048CB21 ,  3J048DA01 ,  3J048EA36
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-315195   出願人:豊田合成株式会社
  • 空気圧加振式の能動型防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-043192   出願人:東海ゴム工業株式会社
審査官引用 (1件)

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