特許
J-GLOBAL ID:200903000314117730

海底観測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-373232
公開番号(公開出願番号):特開2005-134338
出願日: 2003年10月31日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】海底ケーブル敷設と同様な敷設・揚収作業が自在に出来、繰り返し使用かつ仮設、常設の何れも可能で経済的な高精度の観測が出来る海底観測システムを提供する。【解決手段】海底で発生する物理現象を検出する複数の観測用センサとその出力信号送出手段と、検出部同士を所定間隔で直列的に接続し、前記信号送出手段からの光信号を伝送する光ファイバケーブル7と、該光信号を受信してデータの集積処理を行う海上装置8とを備えたケーブル型観測装置1と、該装置1を搭載し移動しながら順次海中に投下して所望の海底に敷設するための船体2と、該船体2の位置確認手段16とを備え、複数の検出部の識別情報と位置情報を対応させて海上装置8の記録手段に初期情報として記録しておき、観測時に各検出部から出力される情報と前記初期情報とを対応させ敷設後の任意時点における各被観測点の海底観測を同時にまたリアルタイムに行うことができるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
海底で発生する物理現象を検出する観測用センサと該センサの出力信号を送出するための信号送出手段とを有してなる複数の検出部と、該検出部同士を所定の間隔で直列的に接続し、前記信号送出手段から送出される光信号の伝送媒体としての役割を担う光ファイバケーブルと、該光ファイバケーブルを伝って得られた該光信号を受信し、且つこの受信したデータの集積及び処理を行う船上に載置される海上装置と、を備えてなるケーブル型観測装置と、 このケーブル型観測装置を積載し、移動しながら順次海中に投下して所望の海底に敷設するための船体と、 前記船体の現在位置を確認するための該船体に載置される位置確認手段と、 を備え、 複数の検出部の中から特定の検出部を識別し得るように、予め検出部各々に固有信号を割り当てて識別情報とし、 各々の検出部を、或る時点において船上から被観測点に投下するとき、それらの各投下地点において位置確認手段から得られる位置情報と、投下される検出部の識別情報とを対応させ、これを初期情報として前記海上装置に記録しておきつつ、複数の検出部を備えてなる一連のケーブル型観測装置を海底に敷設し、 観測の時々に、各検出部から出力される少なくとも識別情報と各被観測点から得られた観測情報とを含んでなる随時情報と、予め記録された前記初期情報とを対応させることによって、敷設後の任意の時点における各被観測点の海底観測を同時に、またリアルタイムに行うことができるようにしたことを特徴とする海底観測システム。
IPC (6件):
G01D21/00 ,  B63B35/00 ,  B63C11/48 ,  G01V1/00 ,  G01V1/20 ,  G01V1/38
FI (6件):
G01D21/00 C ,  B63B35/00 N ,  B63C11/48 Z ,  G01V1/00 C ,  G01V1/20 ,  G01V1/38
Fターム (14件):
2F076BA01 ,  2F076BB12 ,  2F076BD07 ,  2F076BD12 ,  2F076BD13 ,  2F076BD17 ,  2F076BE01 ,  2F076BE02 ,  2F076BE08 ,  2F076BE09 ,  2F076BE12 ,  2F076BE17 ,  2F076BE18 ,  2F076BE19
引用特許:
出願人引用 (13件)
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