特許
J-GLOBAL ID:200903000342653222
フーリエ変換分光位相変調偏光解析法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147411
公開番号(公開出願番号):特開平8-015130
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 フーリエ変換赤外分光法と位相変調偏光解析法を結び付けて、高速・高感度の赤外偏光解析が可能となる偏光解析法。【構成】 試料7入射側に偏光子3と位相変調素子4を配置し、反射側に検光子5と受光器6を配置して、偏光子3からでる光のP偏光とS偏光の間に周波数ωで変調された位相差δを導入し、反射光を検光子5を通して検出し、その直流成分と周波数ωの成分と周波数2ωから、反射の際のP偏光とS偏光の位相差の変化分Δと振幅反射率比角Ψとの2つの偏光解析パラメータを求める際、光源1から受光器6に到る光路中にフーリエ分光のための干渉計2を配置し、位相変調及び干渉変調を受けた光を受光器6で測定し、得られた干渉光信号の直流成分、周波数ωの成分、周波数2ωの成分の3成分を検出し、これら3成分をフーリエ変換して得られる値からΔ、Ψを求める。
請求項(抜粋):
試料入射側に偏光子と位相変調素子を順に配置し、試料反射側に検光子と受光器を順に配置して、偏光子で直線偏光にされた光のP偏光成分とS偏光成分の間に周波数ωで変調された位相差δを導入し、反射光を検光子を通して検出し、その直流成分と周波数ωの成分と周波数2ωの成分から、反射の際のP偏光とS偏光の位相差の変化分Δと振幅反射率比角Ψとの2つの偏光解析パラメータを求める位相変調偏光解析法において、光源から受光器に到る光路中にフーリエ分光のための干渉計を配置し、さらに、前記偏光子の方位角(P)が±45°、前記位相変調素子の方位角(M)が0°又は90°、前記検光子の方位角が(A)±45°(これらの方位角P、M、Aは相互に独立)となるように配置した状態で、位相変調及び干渉変調を受けた光を前記受光器で測定し、得られた干渉光信号の直流成分idc(x)、周波数ωの成分i1 (x)、周波数2ωの成分i2 (x)の3成分を検出し、これら3成分をフーリエ変換して得られるIdc(k),I1 (k),I2 (k)から次式(33)及び(34)に基づいて前記Δ、Ψを求めることを特徴とするフーリエ変換分光位相変調偏光解析法。 ±sin 2Ψ(k)sin Δ(k)=[I1 (k)/2J1 (δ0 (k))]/ [Idc(k)-I2 (k)J0 (δ0 (k))/2J2 (δ0 (k))] ・・・(33) ±sin 2Ψ(k)cos Δ(k)=[I2 (k)/2J2 (δ0 (k))]/ [Idc(k)-I2 (k)J0 (δ0 (k))/2J2 (δ0 (k))] ・・・(34)ただし、δ0 (k)は、前記位相変調素子の変調振幅であり、式(33)及び(34)における±の符号は次の表2による。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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赤外線エリプソメータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-000315
出願人:サントルナシオナルドラルシェルシュシアーンティフィク
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複屈折測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-083598
出願人:旭光学工業株式会社
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特開昭64-035244
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