特許
J-GLOBAL ID:200903000401702240

エンジンのスロットル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-305163
公開番号(公開出願番号):特開2002-161759
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】 スロットル装置の初期開度を設定するイニシャル開度設定機構の実装性を高める。【解決手段】 スロットルアクチュエータ用のモータが非通電時のスロットル弁の初期開度を設定するイニシャル開度設定機構は、スロットルシャフト3と一体的に回転するイニシャル開度設定用のレバー21′と、スロットル弁が所定位置近くまで閉じてくるとレバー21′を受ける部材51と、該レバー受け部材を介してレバー21′ひいてはスロットルシャフト3にリターンスプリングの力に抗してイニシャル開度を保持するための開弁力を与えるイニシャル開度用のスプリング52とを備え、レバー受け部材51,イニシャル開度用のスプリング52がスロットルボディ1の壁部に設けた筒部54にアジャストスクリュー53と共に装着される。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気系のスロットルボディにスロットル弁とスロットルアクチュエータ用モータとが装着され、電気的な制御信号により前記モータを駆動制御してスロットル弁の開度を制御するスロットル制御系を備えたエンジンのスロットル装置において、前記モータの動力をスロットルシャフトに伝達するギヤ機構のうち前記スロットルシャフトに設けたスロットルギヤが扇形ギヤで、このスロットルギヤにスロットル弁の閉じ側の開度を規制するための可動側ストッパ要素Aを形成すると共に、このスロットルギヤの一辺をスロットル弁の開き側の開度を規制するための可動側ストッパ要素Bとし、一方、前記スロットルボディ側には、前記スロットル弁を目一杯開いた時に前記可動側ストッパ要素Bを受け止めてスロットル弁の機械的な最大開度位置を規定する固定側ストッパ要素B ́が設けられ、また、前記スロットルボディ側に、前記スロットル弁が所定位置まで閉じてくると前記可動側ストッパ要素Aを受ける部材A ́と、モータ非通電時のスロットル弁のイニシャル開度をモータ制御最小開度位置より大きく保持するために前記受け部材A ́を介して前記可動側ストッパ要素Aひいては前記スロットルシャフトに対しリターンスプリングの力に抗した開弁力を与えるイニシャル開度用のスプリングとを備え、前記受け部材A ́,前記イニシャル開度用スプリングが前記スロットルボディにアジャストスクリューと共に装着され、この受け部材A ́と前記アジャストスクリューとの間に前記イニシャル開度用のスプリングが介在して、そのばね力を前記アジャストスクリューにて調整可能に構成し、且つ前記モータを前記イニシャル開度用のスプリングの力に抗して駆動して前記スロットル弁を閉じ側に目一杯回動させると、前記受け部材A ́が前記可動側ストッパ要素Aに押されて前記アジャストスクリューに当接するように設定し、このアジャストスクリューにより前記スロットル弁の機械的な最小開度位置を規定する固定側ストッパ要素A′′を構成し、前記モータにより制御される前記スロットル弁の最小,最大開度位置のうち、モータ制御最小開度位置は前記機械的最小開度位置よりも開度を大きく、モータ制御最大開度位置は前記機械的最大開度位置よりも開度を小さく設定したことを特徴とするエンジンのスロットル装置。
IPC (3件):
F02D 9/02 351 ,  F02D 9/02 ,  F02D 11/10
FI (5件):
F02D 9/02 351 G ,  F02D 9/02 351 H ,  F02D 9/02 351 J ,  F02D 9/02 351 N ,  F02D 11/10 B
Fターム (9件):
3G065CA23 ,  3G065CA33 ,  3G065DA05 ,  3G065DA06 ,  3G065KA15 ,  3G065KA17 ,  3G065KA22 ,  3G065KA23 ,  3G065KA33
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • スロットル弁制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-311893   出願人:日本電装株式会社
  • スロットル制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-326758   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立カーエンジニアリング
  • 特開昭50-125136
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