特許
J-GLOBAL ID:200903000467843511

破壊方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166436
公開番号(公開出願番号):特開平11-013293
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 コンデンサに充電蓄積する必要な電気エネルギーは経験によって決められるので、コンデンサに充電蓄積する電気エネルギーの大きさによっては、被破壊物の破壊が不十分であったり、逆に必要以上の電気エネルギーを蓄えてしまうと、破壊は十分に行われるものの不経済である。【解決手段】 被破壊物4の強度に基づいて決定される破砕係数、破壊用孔5の底部から自由面までの距離B、破壊用孔群20の個数および各破壊用孔群20間の距離の関係から決定した電気エネルギーをコンデンサに充電蓄積して被破壊物4を心抜き破壊するのに必要且つ十分な電気エネルギーで、被破壊物4を確実に且つ経済的に破壊する。
請求項(抜粋):
膨張によって被破壊物を破壊させる破壊用物質を充填するための破壊用孔を、その底部同士が接近するよう傾斜させて被破壊物の自由面に対で形成して破壊用孔群とするとともに、この破壊用孔群を被破壊物の自由面に複数個並べて形成し、各破壊用孔群の破壊用孔内の破壊用物質に、電極間に接続された金属細線を浸漬させ、コンデンサに充電蓄積した電気エネルギーを、前記電極を介して金属細線に短時間で供給してこれを急激に溶融蒸発させることにより破壊用物質を気化させ、その際の膨張力で各破壊用孔間を破壊して心抜きするようにした破壊方法であって、被破壊物の破壊時に、コンデンサに充電蓄積する電気エネルギーW、被破壊物の強度に基づいて決定される破砕係数C1 、破壊用孔の底部から自由面までの距離B、破壊用孔群の個数nおよび各破壊用孔群間の距離Lの関係が、次式(a) W≧C1 ・( B3/2n) ・〔{L( n-1)/B}+1〕 (a)を満足するよう設定することを特徴とする破壊方法。
IPC (2件):
E04G 23/08 ,  E21C 37/18
FI (3件):
E04G 23/08 H ,  E04G 23/08 G ,  E21C 37/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 放電液圧破壊工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-194413   出願人:日立造船株式会社
  • 被破壊物の破壊方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-295438   出願人:日立造船株式会社

前のページに戻る