特許
J-GLOBAL ID:200903000509925556

受信装置及び受信方法、並びに無線システムの端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000396
公開番号(公開出願番号):特開平10-200506
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 RAKE方式の受信機で、コントローラに負担をかけずにフィンガへの最適なパスを設定できるようにする。【解決手段】 PN符号の位相を所定のチップ毎に動かしながら、受信符号との相関値を求め、検出された相関値の中から相関値の大きいものを複数個選択して、フィンガに設定する。このように、各位相毎に相関値を求めていく際に、それまでの相関値の最高値を最高値検出回路60で検出し、最高値メモリ60に保存する。相関値の中から相関値の大きいものを複数個選択する際に、この最高値メモリ60に蓄えられているそれまでの最高値を用いる。これにより、複雑なソート処理が不要になり、コントローラの負担が軽減できる。
請求項(抜粋):
拡散符号によりスペクトラム拡散された信号を受信する受信装置において、マルチパスとなっている受信信号から個々のパスを検索するサーチャと、上記検索されたパスの夫々の受信信号を逆拡散してデータを復調する複数のフィンガと、上記複数のフィンガの出力を合成するコンバイナとを備え、上記サーチャは、送信時の拡散符号と同一のパターンで、順次その位相がシフトされる符号を発生する符号発生手段と、受信信号と上記符号発生手段からの符号とを乗算して逆拡散を行う逆拡散手段と、上記符号発生手段で設定された位相毎に、上記逆拡散手段の出力から相関値を求める相関値検出手段と、上記相関値の最高値を検出して保持する最高値検出手段とを有し、上記最高値検出手段に保持されている最高値に基づく位相で復調するようにしたことを特徴とする受信装置。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04L 1/02
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H04L 1/02
引用特許:
審査官引用 (12件)
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