特許
J-GLOBAL ID:200903000510784370

吸水剤およびその製造方法、並びに、衛生材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-166178
公開番号(公開出願番号):特開2003-105092
出願日: 2002年06月06日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 無加圧下吸収倍率、加圧下吸収倍率、生理食塩水流れ誘導性のバランスに優れるとともに、製造の際のロットごと、あるいは各ロット中における生理食塩水流れ誘導性の値の振れが小さい、物性の安定した吸水剤を短時間で製造する方法および吸水剤を提供する。【解決手段】 本発明にかかる吸水剤の製造方法の1つは、酸基含有の吸水性樹脂粉末(a)に、非架橋性の水溶性無機塩基(b1)および/または非還元性のアルカリ金属塩pH緩衝剤(b2)、および、該酸基と反応しうる脱水反応性架橋剤(c1)を混合し、前記吸水性樹脂粉末(a)を架橋処理することを特徴とする。
請求項(抜粋):
不飽和単量体成分を重合して得られる架橋構造を有する吸水性樹脂を主成分とする粒子状吸水剤であって、前記粒子状吸水剤は、粒子径が850μm未満で150μm以上の粒子を全粒子の90重量%以上含み、かつ、粒子径が850μm未満で600μm以上の粒子(A1)、粒子径が600μm未満で500μm以上の粒子(A2)、粒子径が500μm未満で300μm以上の粒子(A3)、粒子径が300μm未満で150μm以上の粒子(A4)から選ばれる少なくとも2種以上を含み、さらに、下記物性を満たすことを特徴とする、吸水剤。0.90重量%生理食塩水に対する無加圧下で30分の吸収倍率(CRC)が31g/g以上。0.90重量%生理食塩水に対する4.83kPaで60分の加圧下吸収倍率(AAP)が24g/g以上。0.69重量%生理食塩水流れ誘導性(SFC)が20(単位:10-7×cm3×s×g-1)以上。下記式(1)で規定されるSFC変化指数が0〜25%。 SFC変化指数(%)=[(粒子A1からA4のSFCの標準偏差)/(粒子状吸水剤全体のSFC)]×100 (1)
IPC (10件):
C08J 3/12 CER ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/49 ,  A61F 13/53 ,  A61L 15/60 ,  C08J 3/24 ,  C08K 3/00 ,  C08L101/02 ,  C08L101/14 ,  C09K 3/00
FI (9件):
C08J 3/12 CER ,  A61F 5/44 H ,  C08J 3/24 Z ,  C08K 3/00 ,  C08L101/02 ,  C08L101/14 ,  C09K 3/00 N ,  A61F 13/18 307 A ,  A41B 13/02 D
Fターム (21件):
3B029BA18 ,  4C003AA23 ,  4C098AA09 ,  4C098CC02 ,  4C098DD05 ,  4C098DD24 ,  4C098DD27 ,  4C098DD30 ,  4F070AA29 ,  4F070AB01 ,  4F070AB13 ,  4F070AC14 ,  4F070AC36 ,  4F070AE08 ,  4F070DB06 ,  4F070DC07 ,  4F070DC11 ,  4F070DC16 ,  4J002BG01W ,  4J002BG10W ,  4J002GD03
引用特許:
審査官引用 (10件)
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