特許
J-GLOBAL ID:200903000558522858
音声符号化方法および復号化方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038127
公開番号(公開出願番号):特開平10-232697
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 少ないビットレートで品質が高い音声を再生可能とする。【解決手段】 入力音声を線形予測逆フィルタ18へ通し、残差信号r(t)を得、これを、1フレーム(25ms)ごとに、1ピッチ周期だけ切り出し(31)、その切り出したr(t)をそのピーク位値が一定になるようにし(33)、この波形をピークがそろえられた符号ベクトルよりなる符号帳から1ピッチ周期長切り出したものを用いてベクトル量子化する。復号の際には前後の2つの波形ベクトルの間を、また前後の2つのピッチ周期の間をそれぞれ線形補間により波形を作り、補間ピッチ周期で補間波形ベクトルを順次つないで連続した励振信号を得る。
請求項(抜粋):
音声信号を音声のピッチ周期より長いフレームごとに線形予測分析し、その分析により得られた線形予測係数と、その線形予測係数にもとづくフィルタ係数の線形予測合成フィルタを駆動する励振信号とによって音声の特徴を表現する音声符号化方法において、フレームごとに、有声・無声区間判別を行い、当該フレームが有声区間ならば、音声信号を線形予測逆フィルタリングして求めた残差信号から、ピッチ周期長の残差信号ベクトルを抽出し、その抽出された残差信号ベクトルを、予め定めた基準信号ベクトルとの相関が大きくなるように、巡回して目標残差ベクトルを求め、その目標残差ベクトルを上記合成フィルタを通して目標波形ベクトルを求め、予め決めた複数の符号ベクトルを上記ピッチ周期長で打ち切ったものより選択し、その励振信号として上記合成フィルタにより音声合成して合成波形ベクトルを得、この合成波形ベクトルの上記目標波形ベクトルに対する波形の歪みが最小となる上記符号ベクトルを選択して量子化符号を決定することを特徴とする音声符号化方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G10L 9/14 G
, G10L 9/14 J
, G10L 9/18 E
引用特許:
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