特許
J-GLOBAL ID:200903000684760977

多室空気調和機の膨張弁制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-179259
公開番号(公開出願番号):特開2005-016782
出願日: 2003年06月24日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】多室空気調和機の冷房運転及び除湿運転において、接続されている複数の室内機の中に異なる能力ランクの室内機が存在しても、室内機の能力ランクに応じて室内膨張弁開度補正量を適正に配分することができ、室外機から最も離隔した室内機と最も近接した室内機に対し膨張弁補正値の配分を変えることにより能力の平均化を図ることができる多室空気調和機の膨張弁制御方法を提供すること。【解決手段】冷房運転あるいは除湿運転時、圧縮機に吸入される冷媒の過熱度を演算し、圧縮機から吐出される冷媒の温度を検知し、演算された冷媒過熱度と検知された冷媒吐出温度から運転中の全室内機の膨張弁開度増減分の合計を演算し、個々の室内機の熱交換器過熱度に基いて膨張弁操作量を演算し、膨張弁開度増減分の合計を個々の室内機の能力ランクに応じて配分し、配分された膨張弁開度増減分により膨張弁操作量を補正するようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
能力可変型圧縮機と四方弁と室外熱交換器とを有する一つの室外機に対し、室内熱交換器と室内膨張弁とを有する複数の室内機が接続された多室空気調和機において、 冷房運転あるいは除湿運転時、前記圧縮機に吸入される冷媒の温度と圧力を検知し、検知された冷媒温度と圧力から前記圧縮機に吸入される冷媒の過熱度を演算し、前記圧縮機から吐出される冷媒の温度を検知し、演算された冷媒過熱度と検知された冷媒吐出温度から運転中の全室内機の膨張弁開度増減分の合計を演算し、個々の室内機の室内熱交換器温度と配管温度を検知し、検知された室内熱交換器温度と配管温度に基いて個々の室内機の熱交換器過熱度を演算し、演算された熱交換器過熱度に基いて膨張弁操作量を演算し、前記膨張弁開度増減分の合計を個々の室内機の能力ランクに応じて配分し、配分された膨張弁開度増減分により前記膨張弁操作量を補正するようにしたことを特徴とする多室空気調和機の膨張弁制御方法。
IPC (1件):
F24F11/02
FI (1件):
F24F11/02 102F
Fターム (5件):
3L060AA03 ,  3L060CC04 ,  3L060CC16 ,  3L060DD05 ,  3L060EE09
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 多室空調機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-161794   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平2-282665
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-131173   出願人:ダイキン工業株式会社
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